更新日:2023.09.13 お客様Q&A
先日、マーキュロップのウォーターサーバーをご検討いただいている方から、お問合せ窓口へご質問いただきました。
Q. 赤ちゃんのミルクの調乳にそのまま使える、温度設定が70℃くらいのウォーターサーバーはありますか?
A.結論として、その温度帯はご用意がありませんが、マーキュロップのウォーターサーバーはミルクの調乳にご利用いただけます。
マーキュロップのウォーターサーバー【スリム】の温水タンク内の温度は83℃〜93℃の設定です。これはコーヒーやお茶などにちょうど良い温度であり、フリーズドライのスープや粉末のコーンスープ、即席のおみそ汁などにもピッタリな温度です。
赤ちゃんのミルク作りには、粉ミルク自体の殺菌のために、70℃以上の水を使うことが必要とされています。粉ミルクをお湯で溶かした後は、いずれにしても赤ちゃんが飲める人肌程度に冷ます必要がありますので、あまりギリギリ70℃の温水を使うよりも、83℃~93℃の温水を使うことをおすすめします。
70℃で使える電気ポットがあるようですが、これは「塩素殺菌された水道水」を入れて使うものであり、また電気ポットのメーカーとしては「毎日洗う前提」のものなので、70℃くらいの保温が設定できるものがあるようです。
補足:赤ちゃんのミルクに“水道水”を使うなら、70℃の加熱では不十分で、一度煮沸が必要とされています。煮沸が可能な電気ポットで煮沸してから使用するか、煮沸ができない電気ポットの場合は、やかんや鍋で一度水道水を煮沸してから冷まし、電気ポットへ移して70℃で保温する手順となります。
また、ウォーターサーバーシタカラは、約60~73℃のエコモード設定があります。これは温水の温度を下げて省エネするためのエコモードです。赤ちゃんのミルク作りに必要とされる「70℃以上」を維持しておりませんので、やはり通常の温度の温水を使うことをおすすめします。
なお「富士山の天然水」はボトリング前に“加熱殺菌”しています(製造段階で煮沸していると言えます)。ウォーターサーバーには、“非加熱の水”を使用しているメーカーもあるので、加熱殺菌しているかどうかは、直接メーカーHP等でご確認ください。
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【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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