更新日:2024.08.08 ウォーターサーバーとは
ミネラルウォーターを選ぶ基準として軟水か硬水という違いがあります。ウォーターサーバーの水にも種類があります。
こちらでは、軟水・硬水それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していますので、どちらがご自身に合っているか参考にしていただければ幸いです。また、日本で軟水が多い理由や味の特徴についても解説していますので、より納得して水を選ぶことができるようになるでしょう。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーの軟水・硬水の違い
日本で軟水が多い理由
軟水のメリット・デメリット
1.軟水のメリット
2.軟水のデメリット
軟水の味は?
硬水のメリット・デメリット
1.硬水のメリット
2.硬水のデメリット
硬水を飲み続けるとどうなる?
マーキュロップのウォーターサーバーについて
ウォーターサーバーなら軟水で身体にやさしいものを選ぼう!
軟水・硬水の基準は国や地域によって異なり、世界(WHO)と日本の基準にも違いがあります。
WHO(世界保健機関)では、1リットルの水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が60mg未満のものを軟水、60mg以上120mg未満のものを中硬水(中程度の硬水)、120mg以上180mg未満のものを硬水、180mg以上のものを非常な硬水と定義しています。
日本での一般的な分類では、100mg以上が硬水、100mg未満が軟水です。
硬度 | 種類 |
---|---|
0~60mg/L未満 | 軟水 |
60~120mg/L未満 | 中硬水 |
120~180mg/L未満 | 硬水 |
180mg/L以上 | 超硬水 |
日本の水はほとんどが軟水です。硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは、地層の岩石から時間をかけて溶け出したものです。日本に軟水が多い理由は、日本の地層や地形が深く関係しています。軟水の多い理由は下記のとおりです。
・雨が多く透水性のよい火山性の地層が多いため、地下水が滞留する時間が短い
・川の傾斜が急なため、水がすぐに海に流れ出る
・石灰岩を多く含む地層が少ない
・海に囲まれているため、水分が地層に長く滞在できない
日本で親しみのある軟水ですが、どのようなメリット、デメリットがあるか説明します。
軟水には下記のメリットがあります。
・まろやかで飲みやすい:口あたりがやさしく癖もなく飲みやすい
・赤ちゃんも安心して飲める:マグネシウム含有量が少ないためお腹にやさしい・和食に合う:繊細な味付けに適しており、素材の旨みを引き出すいためだしを使う和食に合う
・肌や髪にやさしい:硬水と比べて肌のツッパリや髪のパサつきが気にならない
・泡立ちがよい:硬水と比べて石けんや洗剤の泡立ちがよく洗い物に適している
軟水の唯一のデメリットは、ミネラル摂取を目的とする場合には、ミネラルの量が十分でないという点です。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルには下記のような働きがあり、1日の食事摂取基準も厚生労働省により示されています。
・便秘解消
・むくみ解消
・手足がつるのを予防する
軟水のミネラルウォーターの味には、主に下記のような特徴があります。
・クセがない
・まろやか
・甘みがある
・控えめで主張しない
ミネラルウォーターの味が感じられるのはミネラル成分のおかげです。その量やバランスによって、味の違いが現れます。カルシウムがほどよく含まれるとほのかな甘みが感じられ、マグネシウムが多く含まれると苦みとなります。軟水はミネラルが少ない分、口当たりがなめらかで飲みやすく感じられます。硬水はミネラルが多く含まれているため若干の苦味を感じることがあります。また、味覚・嗅覚が敏感な方の中には、水道水の独特な味や匂いを感じる方もいらっしゃるでしょう。
軟水は昔から日本人に馴染みがあることに加え、そのやわらかな味わいも魅力的です。毎日の飲み水や調理に使用するお水であれば軟水の天然水を選ぶとよいでしょう。
硬水のメリット・デメリットをご紹介します。
硬水は、カルシウムなどミネラルが豊富なため、ミネラルの補給に適しています。
美容面でシリカなどを取り入れたい方や、ダイエット、便秘解消のためにマグネシウムを取り入れたい方にもよいでしょう。
日本人は硬水になじみがなく、飲みにくさを感じたり、体質に合わない場合があります。ミネラルの過剰摂取は腎臓に負担がかかる場合もあります。
また、消化器官が発達途中のため赤ちゃんのミルク作りや白湯に硬水を使うことはできません。
硬水を飲み続けると、摂取したいミネラル成分がある場合は、継続して摂取できるため、効果が出はじめる可能性があるでしょう。サプリメントの摂取と、硬水でのミネラル摂取とで、どちらがよいか、比較してみても良いかもしれません。ただし硬水は、日本人が慣れ親しんだ水ではないため、ミネラルの過剰摂取にならないか、飲み続けることで腎機能に影響がないか、注意しましょう。
マーキュロップの富士山の天然水は、硬度24mgの軟水です。まろやかで澄んだ味わいが特徴です。天然のまま、ほどよいバランスで含まれるミネラル成分が、飲み心地のよいおいしさを引き出します。
硬水が主流のヨーロッパにあるモンドセレクションやITI優秀味覚賞でも毎年受賞歴を更新しており、味覚のプロにも認められた天然水です。
マーキュロップは、お客様のウォーターサーバーの継続率が99.5%以上と、長くご利用いただく方が多いのが特徴です。富士山麓で標高日本一の水源から汲みあげる富士山の天然水をお届けしており、美味しさや品質はもちろん、天然水の容器として環境に配慮したリターナブルボトルの採用など、マーキュロップの取り組みにも共感いただく方が多いようです。おいしい水が飲みたい方、衛生的に継続したい方におすすめです。
軟水や硬水の特徴やメリット・デメリットがわかり、軟水のウォーターサーバーが気になっている方もいらっしゃるでしょう。そんな方はマーキュロップをぜひご利用ください。
このページでは、軟水と硬水を比較し、それぞれのメリット・デメリットを説明しました。摂取したいミネラルがあり、独特なクセも楽しみたいという方には硬水もおすすめできますが、日常的に飲む水としては、まろやかな軟水を好む方の方が多いです。毎日の水分補給の基本に、ウォーターサーバーで軟水をお探しの場合は、マーキュロップの富士山の天然水がおすすめです。おいしさと、年に一度のメンテナンスなどサポート体制で選ばれています。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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