更新日:2024.08.08 ウォーターサーバーとは
ウォーターサーバーを検討していても、内部の衛生を保持する仕組みや安全性、味わいなど様々なことが気になり、利用をためらっている人もいらっしゃるかもしれません。
こちらでは、ウォーターサーバーで衛生的においしい天然水が飲める仕組みや、冷水・温水が出る仕組みについて解説します。また、ウォーターサーバーの電気代や便利機能にも触れています。
マーキュロップでは、様々な賞で評価されているおいしい天然水と、安全で清潔なウォーターサーバーを提供しています。ウォーターサーバー導入をご検討の際は、ぜひマーキュロップにお問い合わせください。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーが冷水・温水を供給する仕組み
冷水を作る仕組み
温水を作る仕組み
ウォーターサーバーで衛生的においしい天然水が味わえる仕組み
1.ウォーターサーバーの衛生保持
2.冷水も温水もいつでも好きなだけ使える仕組み
温水を使った場合の電気代
ウォーターサーバーの5つの便利機能
1.下置き
2.チャイルドロック機能
3.照度センサー搭載
4.エコモード
5.再加熱機能
ウォーターサーバー(温水機能)を使うときの注意点
チャイルドロックの操作・やけどに注意する
使わない時も電源は入れたままにする
周囲が汚れたら拭き取る
ウォーターサーバーを選ぶならおいしい天然水と便利機能で選ぼう!
ウォーターサーバーの便利な点は、冷水・温水がいつでもすぐに使えることです。ウォーターサーバー内に冷水タンクと温水タンクがあり、それぞれ水が一定の温度帯で保たれています。まず冷水を作る仕組みから説明します。
冷水を作る仕組みは主に2種類です。1つは電子式と呼ばれ、冷水タンク内に設置された「ペルチェ素子」というモジュールに電気を通すことで水を冷却しています。電子式は温度制御を細かく設定することができ、消費電力が小さい点がメリットです。しかし現在のところ、1Lの水を10℃以下に冷やすには約1時間ほどの時間がかかるというデメリットもあり、ウォーターサーバーへの搭載には課題が残ります。
コンプレッサー式は、エアコンや冷蔵庫などの一般的な家電製品に用いられている冷却の仕組みです。冷水タンクの外側に冷媒が通る管があり、コンプレッサーで冷媒を循環させて、水を冷やしています。技術的にも安定したもので、比較的短時間で水を冷やすことができます。現在ウォーターサーバーの冷水の仕組みは、コンプレッサー式が主流です。
マーキュロップのウォーターサーバーも、現在はコンプレッサー式(シタカラ・スリム・スリムS)を採用しています。
次に、温水を作る仕組みも見ていきましょう。
ウォーターサーバーの温水をお湯にする仕組みは、電気ポットとほぼ同じです。電気ヒーターによって加熱して温水を作り、一定の温度になったら保温しています。これにより、いつでもボタンやレバー操作ひとつで、便利なお湯を使うことができます。再加熱(HOT BOOST)機能がついたウォーターサーバーは、ボタンを押すと加熱し直し、熱いお湯を使える仕組みです。
コップなどに水を注ぐ取水の際に、ウォーターサーバーが急冷・急加熱していると思われていることがありますが、そのような仕組みではありません。
もう少し具体的に見ていくと、主に2つの温水を作る方式があります。1つは金属棒式で、以下の仕組みです。
・温水タンク内に水を加熱する金属製の棒がある
・棒に電気を通してタンク内の水を加熱する
・温まったらタンク内で保温し冷めたらまた電気が入る
もう1つの方式は、ヒーターバンド式と呼ばれ、以下のような仕組みです。
・温水タンクの周りに水を温めるバンド型のヒーターがある
・ヒーターがタンク内の水を加熱する
・温まったらタンク内で保温し冷めたらまた電気が入る
この2つの差は、タンクの内側から温めるか、外側からタンクを温めるかの違いです。
関連ページ:ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?【機種別比較】熱湯が出る仕組みも解説
ウォーターサーバーでいつでも衛生的に、おいしい天然水が味わえるのには理由があります。
おいしい天然水の品質を保つために、マーキュロップのウォーターサーバーには下記のような工夫が施されています。
・ボトルの挿入口と蛇口に抗菌加工が施されている
・冷水タンクにUV殺菌のための紫外線ランプと抗菌加工が施されている
※抗菌加工は、いずれも抗菌製品技術協議会SIAAの認証を取得しています。
・温水タンクは常に80℃以上に保つことで、熱湯による除菌機能が施されている
・ボトル内に入る空気もHEPAフィルターを通過することにより、空気中の粉塵が99.7%除去されている
また、マーキュロップでは継続してご利用いただく際もご安心いただけるよう、年に1回を目安にウォーターサーバー本体をメンテナンスのため、無料で交換しています。
ウォーターサーバーは冷水も温水もいつでも好きなだけ使うことができます。冷水は冷蔵庫、温水は電気ポットと似た仕組みで作られます。
ウォーターサーバーなら、冷水も温水も用途に合わせて好きな量だけ使うことができるので、お湯を沸かす手間も買いに行く手間もなく、一台あれば毎日の生活が快適になります。
関連ページ:ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?【機種別比較】熱湯が出る仕組みも解説
ウォーターサーバーで温水を使った際に時々気にされるのが電気代です。ここでは、様々な方法でお湯を沸かしたときにかかる1ヶ月の電気代の目安をご紹介します。
なお、ウォーターサーバー以外の方法は、1日5回程度使用した場合を想定しています。
・ウォーターサーバー:500~1,000円程度
・電気ケトル:300円程度
・電気ポット:500~800円程度
・都市ガスでお湯を沸かす:600円程度
・プロパンガスでお湯を沸かす:1,800円程度
一見すると、ウォーターサーバーの電気代は高いように感じるかもしれません。しかし、お湯だけを利用する電気ポットと同程度です。また使用頻度や冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、沸かす手間・待ち時間、重いペットボトル水を買いに行く時間や手間を加味すると、ウォーターサーバーのコストは必ずしも高いものではないと言えます。
関連記事:
ウォーターサーバーの電気代は高い?月額費用の目安と電気代を節約するポイントを解説
エコモード機能付きのおすすめウォーターサーバー3選
マーキュロップのウォーターサーバー(シタカラ)には、下記のような5つの便利機能があります。
・下置き:天然水ボトルを持ち上げずに、足元で交換できる
・チャイルドロック機能:温水はボタンの長押しが必要なチャイルドロック付き
・照度センサー搭載:暗くなると自動で節電、消費電力が小さく経済的
・エコモード:お湯の温度を抑えて節電できる機能
・再加熱機能:カップ麺をつくる時などにお湯をさらに高温にできる
下置き型のウォーターサーバーは、1本飲み切ってボトルを交換する際、重い水ボトルを持ち上げずに、足元で交換できるため、とても便利です。家庭でのウォーターサーバーのご利用本数は1本12リットル入りで、月約4本~が平均です。おおよそ月に4回のボトル交換作業をすることになります。重いボトルを持ち上げるのがちょっと大変という方におすすめです。
マーキュロップの下置き型ウォーターサーバー「シタカラ」は、グッドデザイン賞受賞、インテリアにこだわりがある方にも人気です。水色のボトルが見えないため、いかにもウォーターサーバーという印象がありません。つや消しのマットホワイトと、マットブラックの2色展開です。
チャイルドロックは、安全のため、原則どのウォーターサーバーにも付属しています。機種により操作方法や、冷水にも取り付けできるかなど内容が異なります。
【シタカラ】
・温水のみチャイルドロック機能あり(取り外し不可)
・操作パネルは赤ちゃんの手の届かない約110cmの高さ
・ボタン長押し操作でチャイルドロック解除
【スリム/スリムS】
・標準は温水のみチャイルドロック機能あり
・冷水にもチャイルドロック機能を付けることができる
・ご希望があれば温水のチャイルドロックを外すことができる
・レバーを押し込む操作でチャイルドロック解除
ウォーターサーバー本体の照度センサーが部屋の明かりを感知し、暗くなると自動で節電する機能を備えたものがあります。温水の温度を低めの約60~73℃に下げることで、夜間の消費電力を約27%(通常モードと比較)削減します。一度設定すると、その後は何も操作せずに毎日自動で省エネ運転されるため、電気代を抑える視点からもおすすめです。
マーキュロップのウォーターサーバーでは、「シタカラ」と「スリムS(卓上)」に照度センサー搭載の自動エコモードの機能があります。
エコモードは、照度センサーの項目でも説明の通り、温水の温度を低めの約60~73℃に下げることで、消費電力を抑える機能です。
照度センサーにより自動で省エネ運転に切り替わる機能の他に、ボタン操作で手動でエコモードに設定することが可能です。外出時や、夜間・就寝時など、ウォーターサーバーをあまり使用しない時間帯にエコモードを使用するのがおすすめです。
マーキュロップのウォーターサーバーでは、「シタカラ」と「スリムS(卓上)」にエコモードの機能があります。
お湯を通常よりも熱い温度で使用したい場合に、再加熱機能が便利です。通常の温水温度はシタカラの場合で約81~93℃、コーヒーやお茶、フリーズドライのスープ、赤ちゃんのミルクの調乳などにご利用いただけます。
再加熱機能を使った熱いお湯は、紅茶や、カップ麺などにも便利です。また、一度にたくさんお湯を使った場合に、温水タンク内が一時的にぬるくなってしまうため、再加熱ボタンで加熱し直すことで、早く温水を作ることができます。
再加熱機能のあるウォーターサーバーは少なく、マーキュロップのウォーターサーバーでは、「シタカラ」に再加熱の機能があります。
お水は富士山の中でも標高No.1の水源から汲みあげる「富士山の天然水」です。2013年から、モンドセレクション「金賞」を10年連続受賞、2014年からITI優秀味覚賞の「三ツ星」を連続受賞しております。さらに2020年には世界で13商品しかないとされる「ダイヤモンド味覚賞」を受賞しているおいしい天然水です。ウォーターサーバーのご利用を検討している方は、ぜひマーキュロップをご検討ください。
お茶やコーヒー、白湯の他、温水を注ぐだけで作れるカップ麺やインスタント食品など、便利な温水機能ですが、使うときの注意点について見て行きましょう。
温水にはチャイルドロックが付いているウォーターサーバーがほとんどです。ロック解除の方法は様々で、ボタンを長押しするタイプ、レバーを下げる前にぎゅっと力を入れてつまむタイプ、ボタンを押しながらの二重操作が必要なタイプなどがあります。いずれの場合も、どの操作をしたタイミングでお湯がどこから出るか、しっかりと把握して使いましょう。またお子様が触れてしまったり、ピピっと押すだけの軽いボタンの場合は誤って触れてお湯が出ることがないよう、十分に気を付けましょう。
温水はタンク内の温度を保つことで品質保持をしています。温水からぬるい温度になってしまうと雑菌が繁殖しやすい温度帯になるなど、衛生的に好ましくありません。電気代が気になる場合は、エコモード機能のあるウォーターサーバーを選ぶことで、規定に従って温水温度を下げ、品質も保ちながら電気代も節約することができます。家を不在にするときなども、考え方としては冷蔵庫と同様に、電源を抜いたりせずに使いましょう。
温水を使う時は、水を飲むと言うよりも、コーヒーを淹れる、お茶を淹れるなど、少しウォーターサーバーの取水口の辺りに汚れが付きやすい状態です。飲み物以外にも、カップ麺やインスタントのスープ類など食品の入ったカップにお湯を注ぐ場合には、お湯が飛び跳ねることにより、周囲が汚れやすくなります。衛生的に使うために、汚れたら拭き取ること、また水受け皿に水が溜まっていたらすぐに捨て、埃などがたまらないよう時々洗うようにしましょう。
ウォーターサーバーの仕組みがわかっても、どの商品を選ぶか迷ってしまう方は多いかもしれません。せっかくウォーターサーバーを選ぶなら、おいしい天然水と便利機能の両方を兼ね備えた商品がおすすめです。
マーキュロップでは、富士山麓で標高日本一の水源から汲み上げたおいしい天然水を提供しています。ウォーターサーバーは便利機能を搭載した3種類をご用意。ご家族構成や設置場所に合わせてお選びください。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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