投稿日:2024.09.03 はじめてのウォーターサーバー選び
赤ちゃんはどんどん発育していくので、水分補給についても成長にともない、その方法や量が変わっていきます。生後6か月までは母乳やミルクで十分とされていますが、離乳食の開始とともに水分補給が始まります。この記事では、赤ちゃんの水分補給のタイミングや適切な飲み物の選び方、与える量について解説します。
【目次】開く閉じる
赤ちゃんの水分補給
赤ちゃんにはいつから水分補給させたらいい?
赤ちゃんに必要な水分量とは
赤ちゃんには何を飲ませたらいいのか
赤ちゃんに水分補給させるときの方法
スプーンで与える
哺乳瓶を使う
スパウトまたはコップマグを使う
ストローマグを使う
赤ちゃんに水分補給させるときのポイント
一度煮沸すること
常温から人肌の温度
赤ちゃんが水分不足になっているサインとは?
尿の量が減る、色が濃くなる
唇や口の中が乾燥している
泣いているのに涙が少ない、出ない
反応が薄い、ぼんやりしている
赤ちゃんが体調不良の時に水分を飲ませるには
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赤ちゃんの水分補給はいつからはじめて、どのくらいの量を与えたらよいのか、また飲み物は何を与えたらよいのか、説明していきます。
赤ちゃんには生後6か月以降、離乳食を始めるとともに、少量の水を与えることができると言われています。赤ちゃんが離乳食を食べるようになると、食事に伴う水分補給が必要になるため、食事の合間に少しずつ水を与えてみると良いでしょう。
生後6か月までは、母乳または育児用ミルクだけで十分とされており、この時期は、赤ちゃんの水分補給が完全に母乳またはミルクでまかなわれています。
生後6か月以降の水分補給については、離乳食に影響しない程度に母乳だけでもかまいませんが、赤ちゃんの興味が広がるとともに口腔機能や消化機能が発達すると言われています。水分補給は発達に合わせてスプーンやコップなどを使い始めてみると良いでしょう。
参考:公益財団法人 母子衛生研究会 食事と栄養・離乳食
一般社団法人母子栄養協会によると、赤ちゃんに必要な水分量は、母乳やミルクも合わせて、体重1kgあたり1日100ml程度と言います。
例えば、このようになります。
体重7kg 700mlの水分(母乳やミルクを含む)
体重8kg 800mlの水分(母乳やミルクを含む)
体重9kg 900mlの水分(母乳やミルクを含む)
離乳食の開始以降は、夏の暑い日に汗を多くかいた時などは、1回に与える量は少なく、20~30ml程度を、1日に何度にも分けて合計で200mlほど足してあげると良いとされています。
参考:一般社団法人母子栄養協会 赤ちゃんの水分補給 飲まない時どうする? 量はどのくらい?
赤ちゃんには、白湯(湯冷まし)からあげるのが基本です。この時、必ず硬度の低い「軟水」の水を選び、「常温」で与えましょう。2歳未満だと内蔵が未発達なため、冷たいものでお腹を壊してしまう可能性があるため、夏の暑い日でも常温にしましょう。また、製造工程で加熱殺菌をしている水を選ぶか、自宅で一度加熱してから冷まして与えるようにしましょう。白湯に慣れてきたら、カフェインや糖分を含まない飲み物、赤ちゃん用の麦茶なども飲めるようになります。
赤ちゃんに飲ませる飲み物
・白湯がおすすめ(カフェインや糖分を含まないもの)
・水は軟水(硬度30以下の低いもの)
・水は加熱殺菌しているか一度煮沸する
・温度は常温のもの(常温~ミルクと同じ人肌まで)
赤ちゃんへの水分補給はどのような方法がよいでしょうか。使用器具も含めて説明します。
まずは離乳食用のやわらかいスプーンで、少しずつすくって飲ませてみましょう。ミルクでも離乳食でもない飲み物に、はじめは不思議な顔をするかもしれませんが、慣れると飲んでくれるようになるはずです。
少し多く飲ませたい場合は、哺乳瓶に白湯を入れると飲ませやすいです。ただ、普段哺乳瓶で粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、違う味に嫌がる可能性もあります。1つの方法として哺乳瓶もありますが、別の方法でも構いません。
哺乳瓶からのステップアップ用に売られている「スパウト」と呼ばれる飲み口があります。飲み口が小さいため、コップよりもこぼれにくいので活用してもよいでしょう。早くから「コップからの直飲み」に慣れてほしい場合は、スパウトなどは使わずスプーンの次にコップ飲みを試す方もいるようです。
赤ちゃん用のストローマグは、一般に9か月頃から使用できるようになると言います。赤ちゃんは吸うことに慣れているため、吸うと中身が飲めることがわかるとうまく飲めるようになります。持ち歩き可能なものもあるので外出にも便利です。
赤ちゃんは胃腸が発達途中なので、水分補給にも、いくつか大人とは異なる注意が必要です。
水は「加熱殺菌」している軟水のミネラルウォーターを使用するか一度「煮沸」する必要があります。水道水や浄水器の水を使う場合も、カルキやトリハロメタンなどの物質を取り除くために、煮沸しましょう。加熱殺菌済みの軟水のミネラルウォーターか赤ちゃん用のミネラルウォーターは、そのまま使用できます。
大人は暑い夏に冷えた水を好む場合が多いですが、赤ちゃんには常温から人肌くらいの温度の水を与えましょう。離乳食が始まる前までは、赤ちゃんはいつも人肌の温かいミルクを真夏でもごくごくと飲んでいます。飲みやすい温度も常温から人肌の温度のため、冷たい水や熱すぎるお湯にならないよう気を付けましょう。
人間の体は、約60%が水分と言われますがこれは大人の話で、赤ちゃんは約80%が水分です。水分の割合が多く、赤ちゃんは汗をかきやすいため、水分不足が心配です。赤ちゃんは、のどが渇いたことを言葉で伝えられないため、水分不足になっているサインを見逃さないことが大切です。
尿の量が減ったり、回数が減る、色が濃くなるなど変化があるのは水分不足のサインです。風邪などで食欲がない時も気をつけて見ましょう。
唇が乾燥していたり、口の中が乾いている様子があるのも、水分不足が考えられます。白湯を飲ませるようにしましょう。
泣き声が弱かったり、泣いているのに涙が出ないのは水分不足のサインであることが考えられます。白湯を飲ませるようにしましょう。
反応が薄かったりぼんやりしているのは脱水の症状であることが考えられます。小児科を受診するか、相談窓口に連絡しましょう。
赤ちゃんが風邪などで食欲がなく、離乳食の量が減ってしまったときや、吐いてしまったとき、下痢のときは、脱水になりやすくなります。そのような体調不良の時は、スプーンなどで少しずつ様子を見ながら白湯を飲ませるようにしましょう。
まずスプーン1~2杯を与えて10~20分くらい様子を見て、問題なければもう一度と、時間をかけてゆっくりと与えていくことが大事と言われています。1度に与える水の量も、時間をかけて少しずつ増やしてみましょう。
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赤ちゃんの水分補給は、成長と共に変化していきますが、その基本は安全で適切な温度の白湯や、加熱殺菌された軟水を使うことです。また、赤ちゃんの体調や発達段階に合わせた水分補給が必要です。水分不足のサインを見逃さず、赤ちゃんが健康に過ごせるよう、日々のケアを心がけましょう。冷水と温水がすぐに使えるウォーターサーバーも便利です。その場合は、赤ちゃんに与えてよい軟水で加熱殺菌を行った天然水かどうか、また定期メンテナンスを行っているかどうかを事前に確認しましょう。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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