更新日:2024.10.04 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバーの水を使って赤ちゃんのミルクを作るのはだめ、という情報をどこかで見かけたことがあるでしょうか?子育てに関する情報は、時代とともに変化しています。医療の進歩や、社会の変化もあり、以前は推奨されなかったことが今では推奨されることもあれば、その逆もあります。この記事では2023年現在の、赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使う場合の注意点、おすすめの使い方を紹介しています。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーでの赤ちゃんのミルク作りはだめって本当?
赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使っても大丈夫?
使う水は軟水がおすすめ
ウォーターサーバーでの赤ちゃんのミルク作りがおすすめな理由
ミルク作りが時短できる
定期メンテナンスで衛生的
白湯や離乳食まで活躍
赤ちゃんのいるご家庭に嬉しいキャンペーン実施中!
ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルク作りをするデメリットは?
経済的な負担の増加
ウォーターサーバーやボトルの置き場所の確保
ボトルを交換する手間
赤ちゃんのミルク作り向けウォーターサーバー選び方やミルクの作り方
ウォーターサーバーでミルクを作る際の注意点は?
1:粉ミルクによって冷水で割れない場合がある
2:哺乳瓶やウォーターサーバーを清潔に保つ・メンテナンスを行う
3:設置場所を確保する
4:チャイルドロック機能搭載のものを選ぶことも重要
赤ちゃんのミルク作りなら”マーキュロップ”のウォーターサーバーで
結論から言うと、そのウォーターサーバーの水が、日本の天然水で軟水であれば、赤ちゃんのミルクの調乳に使用することができます。ただいくつか注意点がありますので、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
「大丈夫な理由」を説明するために、まず赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーの水はだめという情報を見かける理由はなぜでしょうか。以前、ミネラルウォーターと言えば「海外産の硬度の高い硬水」のイメージが強かった時代があります。「硬水」は内臓機能が未発達な赤ちゃんに適しません。これが、ミネラルウォーターやウォーターサーバーが全体的に、赤ちゃんのミルク作りに使ってはいけないという誤解につながっています。
赤ちゃんのミルク作りに使う水は、必ず「軟水」を選びます。硬度の高い硬水は赤ちゃんの身体に負担を与える可能性があり適しません。日本小児科学会によるミルクの調乳にミネラルウォーターを使用する際の注意点はこちら
マーキュロップの「富士山の天然水」は、硬度24の軟水です。厚生労働省が定める食品衛生法に従い、加熱殺菌を行ってからクリーンルーム内で充填しています。赤ちゃんのミルク作りにも問題なくご利用いただけます。
冷水と温水の出るウォーターサーバーを使用して赤ちゃんのミルクを作ることにはいくつかのメリットがあります。まずお湯を沸かさないので時短になること、またその後の離乳食期や、保育園や幼稚園に水筒を持参するときなど、長期的に育児の助けになるはずです。
ウォーターサーバーがあれば直接、お湯も冷水も注ぐことができるため、ミルク作りが素早く簡単に行えます。ミルク作りには70℃以上のお湯を使う手順と、それを冷ます手順があります。ウォーターサーバーの水の中でも、製造工程で加熱殺菌済みの天然水であれば、煮沸も済んでいるとみなすことができるため、冷水も「湯冷まし」として使用することができます。そうすると、温水で粉ミルクを溶かし、冷水でミルクを適温に冷ますことができ、慣れるとわずか数分でミルクが作れます。
関連ページ:白湯はウォーターサーバーで手軽に作れる!期待できる効果やお湯との違いについても解説
ウォーターサーバーは清潔な状態を保つためにメンテナンスが必要です。メンテナンスを年に一度など定期的に実施しているメーカーから選ぶことをおすすめします。特に新生児期など、哺乳瓶も消毒が必要とされる期間は、清潔で安全であることが重要です。定期メンテナンスの実施されているウォーターサーバーを使用することで、清潔な水を使用できる環境が整います。
ミルク作りを終えた後も、ウォーターサーバーはお湯を便利に使えるため、離乳食の調理や、お湯で溶かす作業などが手軽に行えます。白湯を飲み始める時も、温水と冷水を混ぜるだけでおいしく安心して水分の摂取ができます。
また水は子どもの味覚を育てる基本とも言います。ジュースやスポーツ飲料など甘い味のついた飲み物に慣れる前に、水分補給は「おいしい水」で行うことが推奨されています。
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ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルク作りをするデメリットはあるでしょうか?水道水やペットボトルのミネラルウォーターと比較して見ていきます。
ウォーターサーバーを利用する際のランニングコストは、水道水と比較すると高くなると言えます。水代や、ウォーターサーバーにかかる費用などがあるため、経済的な負担は増える可能性があります。ただし、水道水の品質や安全性に疑問を持つ方にとっては、そのコストで安心を買っていると感じられる場合もあるかもしれません。
また水道水を飲用せずミネラルウォーターを購入している方も多いのではないでしょうか。ペットボトルで購入したときと比較して、ウォーターサーバーの場合はどうか、利便性も踏まえて検討することをおすすめします。
関連ページ:どちらがお得?ペットボトルの水とウォーターサーバーを比較!コストやメリットを解説
ウォーターサーバーの設置にはスペースを確保する必要があります。床に直接置くタイプの方が、壁際や食器棚の隣、部屋の隅など置き場所を問わず便利ですが、テーブルや台の上であれば場所を確保できるという場合には、卓上タイプも検討できます。寝室などは避けて、キッチンかダイニング、リビングへの設置がおすすめです。またボトルの保管にもスペースを確保しておきましょう。日頃からペットボトルで備蓄水を保管している方は、その分のスペースが活用できるかもしれません。
ウォーターサーバーを利用する場合、水の補充のためにボトルの交換作業が定期的に必要です。12リットルほどの大容量のボトルは重さを煩わしく感じられる可能性もあります。その場合は、ボトルを持ち上げずに交換できる下置きタイプのウォーターサーバーがおすすめです。ボトルも隠れるため、見た目もオシャレと人気があります。
赤ちゃんのミルクにも安心してご利用いただけるウォーターサーバー選びのポイントはこちらです。
・硬度の低い「軟水」を選び、製造工程で加熱殺菌した天然水がよい。
・衛生面に注意し、定期的なメンテナンスが必要。日常のお手入れも大切です。
・温水は70℃以上のお湯の出るウォーターサーバーで、ミルク調乳温度を考慮。
ウォーターサーバーでのミルクの作り方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。作り方は、消毒した哺乳瓶に粉ミルクを測って入れ、70℃以上のお湯で溶かし、加熱殺菌済みの冷水で冷まして作りますが、手順を詳しく記載しています。
ミルク作りにおすすめのウォーターサーバー
ウォーターサーバーの温水・冷水を使用してミルクを作る際の注意点を見ていきます。主に安全面と衛生面について、粉ミルクが推奨するやり方、ウォーターサーバーのメーカーが推奨する衛生管理方法に沿った対応が大事です。
ミルクの調乳方法は、パッケージ等の注意書きを確認し、メーカーの推奨する方法に従いましょう。一般に、70℃以上のお湯でミルクを作った後に、哺乳瓶ごと水に付けるか流水にあてて冷ます方法が推奨されています。この時に、流水などで冷ます以外に、湯冷まし(ウォーターサーバーの場合は、加熱殺菌した天然水の冷水)を使って良いという記載がある場合と、ない場合があるようです。湯冷ましを使うことのできないミルクの場合は、メーカーが示す方法に従いましょう。
赤ちゃん、特に新生児から生後3か月頃までは、哺乳瓶も毎回消毒が必要と言われています。哺乳瓶やウォーターサーバーは日常のお手入れを行い、メーカーによるメンテナンスも適切に受けましょう。もしメンテナンスを1年以上受けていない場合は、メーカーに問合せ、ウォーターサーバーを交換してもらいましょう。
ウォーターサーバーの日頃のお手入れ
万が一、メンテナンスを実施してないメーカーのものを使用している場合は、赤ちゃんが生まれるのを機に「乗り換え」も検討できます。その際には、軟水、加熱殺菌、メンテナンスなど、この記事であげたウォーターサーバー選びのチェックポイントを参考にしていただければ幸いです。
ウォーターサーバーには設置スペースが必要です。必要な床面積としては30cm×30cm程度ですが、放熱のためのスペースもあった方がよいので、少し余裕を見て設置場所を確保しましょう。哺乳瓶や粉ミルクを置くテーブルから、近い場所の方が調乳の作業がスムーズです。赤ちゃんはミルクが欲しくて泣いている場合もあるので、慌てずにミルクの準備のしやすい場所がよいでしょう。
床にスペースがあれば床置きタイプを、テーブルが広くスペースがある場合は卓上タイプも便利です。
関連ページ:ウォーターサーバーの置き場所はどこがベスト?決めるポイントや注意点を徹底解説
赤ちゃんは生後9~10か月頃になるとつかまり立ちを始めますが、ウォーターサーバーにつかまって立ち上がったり、上の方に手を伸ばしてしまうことがあります。温水にはほとんどのウォーターサーバーが標準でチャイルドロックを搭載しています。しかし、誤ってレバーの操作をして、水が出ると赤ちゃんがビックリしたり体が濡れてしまいますので、温水だけでなく冷水にもチャイルドロック機能が付けられるウォーターサーバーがおすすめです。赤ちゃんが水が出ることをわかっていて、水を出して遊んでしまう、という場合にも冷水にチャイルドロックが付けられるものはおすすめです。
・軟水で加熱殺菌済みの天然水
マーキュロップの富士山の天然水は、硬度24mg/L。日本の基準では硬度0~100mg/Lが軟水ですが、その中でも、やわらかめの軟水です。赤ちゃんにもやさしく、大人が飲んでもまろやかな味わいです。製造工程でおいしさをキープしながら瞬間的に加熱殺菌しているため、赤ちゃん用の湯冷ましとしても使用できます。
・冷水チャイルドロックや下置きサーバーも
ウォーターサーバーは主に3タイプをご用意。冷水にもチャイルドロックを付けられるSlim(床置きタイプ)とSlim S(卓上タイプ)、ボトル交換が楽でオシャレなシタカラ(下置きタイプ)もあります。お好みと、優先される機能で選択できます。
・年1回の定期メンテナンスで衛生的
マーキュロップは年に1度を基準に、定期メンテナンスを無料で実施しています。国内のメンテナンスセンターで部品単位に分解し、洗浄殺菌、部品交換等を行っています。
要望があれば、このタイミングでウォーターサーバーのタイプやカラーの変更ができます。例えば、最初は赤ちゃんの頃はシタカラを使っていて、成長したら子どもが自分でレバーを操作して天然水を飲めるようにしたい場合に、Slimに変更という使い方もできます。
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ここまで、赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーの水を使うための選び方や注意点を見てきました。硬度の低い軟水で加熱殺菌された天然水であれば、赤ちゃんに安心して与えられます。ウォーターサーバーは時短や水を買いに行く手間が省けるなどのメリットがあり、温水の利用も便利です。
マーキュロップは、契約期間が6か月と他と比べて短期間で、早期解約時の違約金も5,000円と控えめなのも特徴です。はじめての方にも始めやすいウォーターサーバーです。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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