投稿日:2024.02.01 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバーの導入を検討中の方に、ボトルの種類や、それぞれのメリット・デメリット、捨て方の違いなどを説明します。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーのボトルの捨て方は2種類
ワンウェイ方式
リターナブルボトル方式
ワンウェイ方式のボトルの処分方法
ペットボトルの場合
パックの場合
リターナブルボトル方式の回収方法とは?
ワンウェイ方式とリターナブルボトル方式の違いとは?
ワンウェイ方式のメリット・デメリット
リターナブルボトル方式のメリット・デメリット
マーキュロップはボトルの処分が不要なウォーターサーバー!
ウォーターサーバーに関するよくある質問
ウォーターサーバーの水ボトルの処分方法は?
ウォーターサーバーの水ボトルの種類は?
ウォーターサーバーのボトルは大きく分けて2種類あり、回収されるタイプか、自分で捨てるタイプか、という違いがあります。
・ワンウェイ方式
・リターナブル方式
下の章で詳しく説明しますが、ワンウェイ方式は使い捨てのため、自分で分別して家庭ごみとして捨てる必要があります。リターナブル方式は回収されるため、捨てる必要がありません。
参考ページ:ウォーターサーバの処分方法を解説!費用や空のボトルの処分方法も紹介
ワンウェイ方式とは、「一方通行」の意味で、届いたボトルは一度使用したら捨てるものです。使い捨て、一度切りの使用、ということです。
ワンウェイ方式は、主に宅配便への委託配送で届けられ、通販のように工場から出荷されます。注文はおおよそ5営業日前までにアプリやWEB、電話など、メーカーが用意している方法で行います。水の種類は「天然水」が多いです。
リターナブル方式とは、「再使用するために返却・回収可能な」という意味で、届いたボトルは飲み終わり後に返却するものです。配送時に回収されるため、捨てる必要がありません。
リターナブル方式のウォーターサーバーの水は、主に最寄りの営業所から自社配送で届けられます。担当スタッフがいるため、定期メンテナンスやウォーターサーバーの設置対応など、手厚いサポートが可能となる場合が多いです。水の種類は「RO水」が比較的多いですが、マーキュロップは「天然水」です。
ワンウェイ方式は水を飲んだ後にボトルの処分が必要、リターナブル方式は水を飲んだ後にボトルの処分は不要で回収される、という違いがあります。
ワンウェイ方式のボトルには、素材の違いで主に2種類があります。1つはペットボトル素材で、12リットル入りのものが多く、比較的硬さがあるのが特徴です。もう1つはパックの形で、やわらかいポリエチレン製、4~8リットル程度の小容量が特徴です。
ペットボトル素材の場合は、キャップ、ラベル、取っ手など、付属しているものをすべて取り外します。それらは別の素材のため、分別して自治体の回収曜日にごみとして出します。
ボトル本体は、PET(ポリエチレンテレフタレート)素材のため、リサイクルごみや資源ごみとして処分します。キャップはポリエチレン、持ち手はポリプロピレンが多いです。特に持ち手は、ボトルを交換するときに簡単に外れてしまわないよう、強い粘着で取り付けられています。これがPETリサイクルの現場では不純物として扱われ、リサイクルの妨げになるという課題があるようです。必ず取り外して、できるだけコンパクトにつぶしてから回収に出しましょう。PETは見た目はキレイでも再利用はできません。
参考:日本宅配水&サーバー協会 PETボトルのリサイクルについて
ワンウェイ方式のうち、やわらかいパックの容器は、スーパーやコンビニのレジ袋と同じポリエチレン素材です。ポリエチレンが可燃ごみか、容器包装プラスチックなどの分類となるかは、自治体により異なります。お住まいの自治体のゴミと資源の区分・出し方を確認しましょう。
リターナブル方式のボトルは、メーカーが配送時に回収するため捨てる必要はありません。水を飲み終わったら、そのまま室内で保管します。次の水の配送と同時に、空ボトルが回収されます。
ウォーターサーバーを選ぶ時に、ボトルの方式で選ぶ方が一定数います。ボトルの方式が、サービス内容の違いにもつながるため、ワンウェイ方式とリターナブル方式の特徴や、おすすめする人をまとめました。
ワンウェイ方式から特徴を見ていきましょう。ワンウェイの多くは通販形式です。食材も毎週、通販を利用していたり、化粧品の定期購入、サブスクサービスを利用しているなど、通販になじみのある方には慣れた仕組みと言えるでしょう。
メリット
・ボトルをごみとして処分できるため空ボトルの保管がない
・宅配便などの委託配送で届くため日付と時間帯指定ができる
デメリット
・段ボールとボトルの分別、指定曜日にごみの回収に出す手間がある
・ウォーターサーバーの定期メンテナンス(本体交換)がない場合が多い
・自分でウォーターサーバーの設置作業をする必要がある
【ワンウェイ方式がおすすめの人】
・段ボールで届くウォーターサーバーの設置が自分でできる方
・注文締切や時間帯指定など、通販や宅配便の利用に慣れている方
・毎回のごみを処分する手間は許容できる方
次にリターナブル方式の特徴を見てみましょう。リターナブル方式に似たサービスは、生協系の食材宅配です。本数とお届けサイクルを選び、決められた曜日に水が届くと同時に、空ボトルが回収されます。本数やお届けサイクルは変更ができます。
メリット
・毎回段ボールと空ボトルを分別して捨てる作業がない
・配送時不在でも、玄関先への置き配が利用できる
・定期的にメーカーによるメンテナンスが受けられる場合が多い
・ウォーターサーバーの設置に来てくれる場合が多い
デメリット
・次の配送日まで空ボトルを保管しておく必要がある
・曜日ごとに配送エリアが決められている場合が多い
【リターナブル方式がおすすめの人】
・ウォーターサーバーの設置や定期メンテナンスをメーカーに任せたい方
・環境にやさしい方を選びたい方
・空ボトルを保管するスペースを確保できる方
SDGsもあり、時代は環境にやさしいものを選ぶ流れがあります。レジ袋よりエコバッグを使用し、マイボトルを持ち歩くなど、環境負荷の少ないものを選びたい方には、リターナブル方式がおすすめです。同じ仕組みのもので、びんビールやびん牛乳のガラスびんが「リターナブルびん」と呼ばれ、洗浄・殺菌して再使用されるため、ごみを出さず環境にやさしい容器として、歴史も長く親しまれています。
マーキュロップはリターナブル方式です。リターナブル方式を選ぶと「天然水」を取り扱うメーカーが少ないですが、マーキュロップはおいしい富士山の天然水をお届けします。
マーキュロップの主な特徴
・富士山の中でも標高No.1の富士山の天然水
・硬度24の軟水で、まろやかなおいしさ
・年に1度を基準とした定期メンテナンスで衛生的
・ウォーターサーバーの設置もスタッフが無料で対応
・廃棄を最小限に抑えるなど環境負荷低減の取り組み
ウォーターサーバーは下置きタイプや、自動で節電するエコ機能のあるもの、停電時も取水できるタイプなど、3種類の中からお選びいただけます。
ワンウェイ方式とリターナブル方式で、処分方法が異なります。ワンウェイ方式は使い捨てのため、自分で分別して家庭ごみに出す必要があります。リターナブル方式は回収され、捨てる必要はありません。ワンウェイ方式のボトルは素材により処分方法が異なります。ペットボトル素材は、キャップやラベルシール、持ち手などを外して分別し、それぞれ資源ごみやリサイクルごみとして自治体の回収日に出します。パック形は自治体の分類に従い、可燃ごみや容器包装プラスチックとして処分します。
水ボトルの種類にはワンウェイ方式とリターナブル方式があります。ワンウェイ方式とは、「一方通行」の意味で、水ボトルが入っている段ボール箱とともに1度きりで使い捨てとなります。リターナブル方式とは、「再使用するために返却・回収可能な」という意味で、飲み終わった空ボトルは次の配送時に返却するものです。
ウォーターサーバーのボトルは、ワンウェイ方式とリターナブル方式の2種類があり、使い捨てと回収の違いがあります。ワンウェイは手軽な通販形式でボトル処分が必要ですが、リターナブルは回収され捨てる手間は不要です。サービス内容に違いもあるため、求める水の種類やおいしさ、衛生的に使うためのメンテナンスなども考慮して選びましょう。
【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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