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水道水のカルキ抜きの方法とは?必要性や注意点について説明

投稿日:2024.11.26 はじめてのウォーターサーバー選び

水道水のカルキ抜きの方法とは?必要性や注意点について説明

水道水に含まれるカルキ・塩素には、消毒効果がある一方で、においや味が気になることがあります。また、肌や赤ちゃんに与える影響も懸念されています。この記事では、カルキを抜いた水を使用するべき状況と、その方法について解説します。また、水道水のカルキが気になる方におすすめの天然水を宅配するウォーターサーバーについても紹介します。

【目次】開く閉じる
カルキとは?
どんな時にカルキを抜いたほうが良い?
 飲食に使うとき
 洗顔・入浴時
 赤ちゃんのミルクを作るとき
カルキ抜きの方法
 ろ過フィルターを使う
 煮沸する
 活性炭を使用する
 水を汲み置く
カルキ抜きをした後の注意点
ウォーターサーバーならマーキュロップ

カルキとは?

「カルキ」とは一般的に、水道水の消毒に使われる「塩素」を指し、「カルキ臭」は水道水やプールの「塩素臭」を意味します。
本来、カルキは「石灰」を意味し、次亜塩素酸カルシウムを主成分とする「さらし粉」のことです。以前は水道水の消毒にカルキが使われていたため、塩素臭があると「カルキ臭い」と表現されるようになりましたが、現在では次亜塩素酸ナトリウムが主に使用されており、実際にはカルキは含まれていません。ここでは便宜上、カルキを「塩素」とイコールのものとして説明していきます。

どんな時にカルキを抜いたほうが良い?

水道水からカルキを抜いた方が良いのは、どのような時でしょうか。そのまま飲むなど、飲食に使うときや、洗顔や入浴など肌に触れる時、また赤ちゃんのミルク作りには煮沸が推奨されています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

飲食に使うとき

飲食に使うとき飲食に使うとき

カルキのにおいや味が気になる場合、カルキを抜いた水を使う方が、そのまま使うよりも、おいしく飲んだり料理に使うことができます。特にそのまま飲む時にはカルキの独特なにおいや味が気になる方も多いことでしょう。お茶やコーヒーを入れたり、お米を炊く時、料理に使う時も、水の味やにおいは料理の仕上がりに影響します。カルキを抜いた水を使うか、浄水や、ミネラルウォーターを使う方がよりおいしく食べられるはずです。

洗顔・入浴時

どんな時にカルキを抜いたほうが良い?洗顔・入浴時

洗顔や入浴など、肌に触れる水にこだわりたい場合も、カルキを抜いた水を使う方がおすすめです。カルキが残った水で顔を洗ったり、髪を洗ったりすると、肌が乾燥したり髪がパサつくことがあります。カルキを抜くことで、肌や髪へのダメージを軽減できます。またカルキ、塩素を含んだ水は、肌荒れにもつながりやすいため、入浴剤を入れて中和させるなどしてカルキを抜いた方がよいでしょう。

赤ちゃんのミルクを作るとき

どんな時にカルキを抜いたほうが良い?赤ちゃんのミルクを作るとき

赤ちゃんのミルクを作る際は、カルキを抜いた水を使用するのが基本です。水道水に使用される塩素は消毒のために使われていますが、その残留塩素が赤ちゃんにとっては影響を与える可能性があります。赤ちゃんの体は大人よりも免疫力が弱く、胃腸も未発達なため、化学物質に敏感に反応することが考えられます。またカルキの匂いや味は、赤ちゃんにとって不快に感じることがあります。赤ちゃんは敏感な嗅覚を持っており、水の味や匂いが原因でミルクを飲んでくれないこともあります。カルキを抜くことで、赤ちゃんが飲みやすいミルクを提供できるようになります。

カルキ抜きの方法

水道水からカルキを抜くには、いくつか方法がありますが、ここでは4種類の方法を説明します。

ろ過フィルターを使う

カルキ抜きの方法はろ過フィルターを使う

水道水からカルキを抜くための、一般的な方法のひとつは、浄水器や浄水型ウォーターサーバーのろ過フィルターを使用することです。これらのフィルターは、塩素(カルキ)やその他の不純物を取り除く機能を備えており、家庭用の水道水を安全で飲みやすい状態にしてくれます。浄水器は水をろ過して、カルキをほとんど含まない水を供給します。浄水型ウォーターサーバーとの違いは、浄水型ウォーターサーバーには冷水・温水の温度機能が備わっている点で、水自体は同じ浄水です。

煮沸する

カルキ抜きの方法は煮沸する

水を沸騰させることで、塩素を効率的に取り除くことができます。水が沸騰すると塩素は揮発しやすくなるため、数分間沸騰させた後に冷まして使用します。ただ、塩素とともにトリハロメタンも取り除きたい場合は、沸騰してすぐではなく、10~15分間、沸騰させた状態を維持します。この方法は鍋やケトルがあれば簡単ですが、毎回沸かすために少し時間がかかるため、すぐに使いたい場合には不便かもしれません。

活性炭を使用する

カルキ抜きの方法は活性炭を使用する

活性炭は塩素を吸着する能力があるため、水道水に活性炭を入れておくことでカルキをある程度は取り除くことができるとされています。また市販されている活性炭フィルターを使用することで、効率的に塩素を除去できるので、浄水器と併用(活性炭フィルターを使用した浄水器を選ぶ)することも可能です。

水を汲み置く

水を24時間ほど放置しておくことで、塩素が自然に揮発して抜けると言われています。大きな容器に水を入れて、時間をおいておくだけで、カルキをある程度取り除くことができます。これも手軽な方法ですが、放置時間が必要なので、予め計画的に行うことが大切です。飲み水などではなく、金魚やメダカの飼育用の水槽の水として、この方法が使われることが多いようです。

カルキ抜きをした後の注意点

カルキ抜きをした後の注意点

カルキを抜いた後の水は、雑菌が繁殖しやすいため、早めに使用することが大切です。保存する場合は冷蔵庫で保管し、密閉容器を使いましょう。保存している容器に直接口をつけて飲むようなことは衛生保持の観点から避けましょう。
また、活性炭やフィルターを使用する場合は、カルキの除去能力が落ち、カルキが付着した状態になるため、定期的に交換しましょう。特に赤ちゃんのミルク作りに使う場合は、すぐに使い切りましょう。

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まとめ

カルキを抜いた水は、水道水のまま使うよりも、においや味のくせが落ち着きます。有害物質を取り除くという意味でも、特に赤ちゃんのミルク作りには重要です。カルキを抜く方法には、浄水器を使用したり、沸騰させる方法などがあり、それぞれの用途に合った選択が必要です。カルキ抜き後は、衛生面から早めに使い切りましょう。また、水道水ではなくミネラルウォーターを使う、ウォーターサーバーを使うと言う方法もおすすめです。

執筆者 マーキュロップ編集部

【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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