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ウォーターサーバーが無料のからくりを徹底解説!無料の罠とは?

投稿日:2024.07.16 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーが無料のからくりを徹底解説!無料の罠とは?

「ウォーターサーバーが無料?」
そのような宣伝を見かけたり、ショッピングモールで「ウォーターサーバー無料です!」と声をかけられたら、怪しいと思って問題ありません。当社マーキュロップはウォーターサーバーを家庭やオフィスに設置し、「富士山の天然水」をお届けしていますが、全く無料ではありません。なぜ「ウォーターサーバーが無料」という話が出てしまっているのか、詳しく見て行きましょう。

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーが無料のからくり
サーバー本体を無料にしている会社がある
 水で儲けているから構わないというのは誤解
 20年前はウォーターサーバー本体が安かった
ウォーターサーバー無料が怪しいと思われる理由
 催事イベントで「聞いていなかった」トラブル
 家電量販店で買い物をした流れで突然勧誘
 解約料が高額な場合がある
ウォーターサーバーのメリット
 おいしい天然水で水分補給ができる
 温水・冷水が重宝する
 宅配で届くので便利
ウォーターサーバーのデメリット
 置き場所が必要
 コストがかかる
 利用期間中の継続が必要
ウォーターサーバーならマーキュロップ

ウォーターサーバーが無料のからくり

まず、ウォーターサーバーが無料で使えることはありません。なぜ無料と言われているのか、その背景も見ながら解説していきます。

サーバー本体を無料にしている会社がある

ウォーターサーバー本体を無料にしている会社がある

ウォーターサーバーを利用するときには、大きく分けて、ウォーターサーバー本体と、天然水などの水代がかかります。ウォーターサーバーと水は必ずセットで使用するものなので、片方だけを無料の価格設定にすることは可能です。そのため水代は有料で、「ウォーターサーバー本体」を無料レンタルとしている会社があります。
例えるなら、子ども向けのキッズケータイの「本体は無料で月額料金は有料」、GPSなどを使うための「親の携帯の契約が必要でさらに有料」というのと、仕組みは同じことです。

本体料金を無料に設定している企業が、ショッピングモール等で「ウォーターサーバー無料で設置できます!」と誤解を招きそうな売り文句で、通行する方の注目を集めて営業していたことから、実際には利用料金がかかるのに「ウォーターサーバー無料」という言葉がひとり歩きしてしまった状況があります。

水で儲けているから構わないというのは誤解

ウォーターサーバーが無料のからくり   水で儲けているから構わないというのは誤解

一部、WEBの比較メディアなどで、ウォーターサーバーの会社は水で儲けているから本体は無料で構わないという表現を見かけますが、これには誤解があります。
まず、「地表にある湧き水や川の水」は安全に製品化するのは困難です。「深井戸の天然水」は、認可を得て地質調査の上、井戸掘削や工場建設に何億円、生産ラインの機械設備に何億円と費用がかかります。それを衛生的かつ安全に維持管理するために、各設備のメンテナンスや入れ替え、光熱費等を含む製造コストがそれぞれ何千万円~と毎年かかります。食品工場としてのHACCPに基づく衛生管理を行うため、社内外の衛生面や安全面の監査や自主監査、検査などを行いながら、品質向上を追求しています。さらにボトル等の資材と輸送、お客様のご自宅への宅配コストを加味して、適正な価格設定をしています。

20年前はウォーターサーバー本体が安かった

20年前はウォーターサーバー本体が安かった

ではなぜウォーターサーバー本体を無料に設定した会社があるのでしょうか。現在ウォーターサーバーには、エコモードや再加熱機能、ボトル交換を楽にするための下置きタイプなど、様々な機能やデザインがあります。しかし日本にウォーターサーバーが輸入され、広がり始めた20年前は、まだ冷水と温水が出るだけの、とてもシンプルな機械でした。その頃のウォーターサーバーは、現在のウォーターサーバーのおおよそ1/3~1/5程度のコストで製造できていました。
また2024年現在は1ドル160円ですが、2011年頃は1ドル80円。為替だけでもウォーターサーバーの仕入れ値は2倍になっています。本体を無料にしても成立していたビジネスですが、近年はそれをカバーするかのように違約金や各種手数料が高くなっている様子も見うけられます。現在ウォーターサーバーを無料でレンタルしている会社が今後も無料で続けるかどうかはわかりません。

ウォーターサーバー無料が怪しいと思われる理由

多くのウォーターサーバーの会社はまじめに営業し、運営されています。しかし残念ながら一部、強引な勧誘をしている場合や、契約した消費者と営業担当との間で「言った/聞いていない」のトラブルが起こる場合があります。
トラブル防止のため企業の公式ホームページなどから、必ず自分で画面をチェックし、申込をする方が安心です。ここでは「無料、怪しい」と言われてしまう理由を見ていきます。

催事イベントで「聞いていなかった」トラブル

催事イベントで「聞いていなかった」トラブル

事例として、ショッピングモールなどでウォーターサーバーを勧められて契約。その後、自分には量が多すぎたり、いらなかったと思って解約しようとしたら、高額な違約金がかかることがわかった。営業担当者から利用期間や違約金の話は聞いていない、というトラブルです。契約の際は、必ず紙かWEBで利用規約を確認の上、毎月かかる料金、最低利用期間、解約時にかかる料金までを確認できてから契約するようにしましょう。
出典:兵庫県新温泉町 消費生活センターからのお知らせ レンタル料無料のウォーターサーバー?

家電量販店で買い物をした流れで突然勧誘

また別の事例では、家電量販店で家電や携帯電話などを契約した際に、その流れでウォーターサーバーの契約について勧誘を受けたという内容です。これはプロバイダやWifiの勧誘と同じです。紹介窓口として、Wifiなどの営業をしている会社が、ウォーターサーバーの営業も請け負っている場合があります。
こちらも同様に、商品を紹介されて契約したが、やはりいらなかったため解約しようとしたら高額な違約金がかかることがわかった、というトラブルです。
買い物をした後にそのままの流れで別の商品を勧誘されることがありますが、不要なものはきっぱりと断りましょう。
出典:大分県中津市 あなたは大丈夫!? 消費者トラブル注意情報 Vol.128

解約料が高額な場合がある

上記2件のいずれの場合も、「契約期間があること」がしっかりと伝えられておらず、「契約期間内に解約すると1万円を超える違約金がかかること」を把握しないまま契約していることが原因です。ウォーターサーバーの契約期間は平均で2年、長いところで最近は5年と言う会社もあります。違約金は平均的には15,000~20,000円程度ですが、もっと高額な会社もあります。今後の利用意向や引っ越しの可能性なども考慮して、自身に合う会社と契約しましょう。
マーキュロップは契約期間6か月、期間内の違約金も5,000円と少額です。

ウォーターサーバーのメリット

ウォーターサーバーは、おいしい水を飲みたい、宅配で便利に使いたい、温水・冷水を使いたいという方には、毎日の暮らしにメリットのある家電製品です。利用者数も年々増加しており、今後も普及が見込まれています。

おいしい天然水で水分補給ができる

ウォーターサーバーのメリット おいしい天然水で水分補給ができる

ウォーターサーバーにも種類があるため、どの水を選ぶかによりますが、マーキュロップの場合はおいしい天然水が飲めることが1番のメリットです。富士山の天然水は、硬度24mg/Lの軟水。まろやかな味わいで、「おいしさ」を理由に長く継続してご利用いただくお客様が多いのが特長です。またウォーターサーバーがあると手軽に水分補給ができるため、家族で水分補給の習慣がつきます。

温水・冷水が重宝する

ウォーターサーバーのメリット 温水・冷水が重宝する

ウォーターサーバーを導入するメリットの2つ目は、冷水と温水がすぐに飲める機能です。80~90℃のお湯がすぐに使えるため、コーヒーやお茶を淹れるにも便利です。好きな量だけすぐに使うことができるため、1杯分だけ淹れるのもウォーターサーバーが得意なことです。
暑い夏は、朝起きた時や、外から帰宅したとき、お風呂上りなどに冷たい水で水分補給がしたくなるものです。ウォーターサーバーがあれば、ボタンやレバー操作ひとつですぐにおいしい冷水が飲めます。健康や美容のために白湯を好む方も、冷水と温水を混ぜると好きな温度の白湯が作れます。
ミネラルウォーターのペットボトルを冷やしたり、「お湯を沸かす」ことがいらなくなるのがウォーターサーバーのメリットです。

宅配で届くので便利

ウォーターサーバーのメリット 宅配で届くので便利

水が宅配されるのもウォーターサーバーの便利な点です。マーキュロップの場合は、定期配送のため、サイクルと本数を選んで自動的に届けられます。注文する手間もなく、サイクルや本数は電話やお客様専用サイトから何度でも変更ができます。買いに行く手間、運ぶ手間なく、おいしい天然水が利用できます。
マーキュロップは空になったボトルも配送時に回収します。繰り返し洗浄殺菌して使用するため、環境にもやさしい仕組みです。家庭で出るペットボトルごみも減らすことができ、指定の曜日に、ペットボトルを潰して出す手間もなくなります。

ウォーターサーバーのデメリット

逆にウォーターサーバーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。いくつか見て行きましょう。

置き場所が必要

ウォーターサーバーのデメリット 置き場所が必要

ウォーターサーバーには置き場所が必要です。おおよそ横幅、奥行ともに30cm程度の空間を、コンセントの近くに用意する必要があります。キッチンやダイニング、リビングに、中型の観葉植物1つ分くらいのスペースがあれば設置できます。キッチンに置けば、コーヒーやお茶を入れたり、調理や食事の準備ですぐに水が使えるので便利です。リビング・ダイニングに置けば、家族みんなで手軽に水を飲むことができます。部屋が狭くなることを避けたい場合は、テーブルやカウンターの上に置ける卓上タイプもおすすめです。
関連ページ:ウォーターサーバーのベストな置き場所は?決め方や注意すべきポイントを解説

コストがかかる

ウォーターサーバーは月に約4,000円台(24L程度を使用する場合)から料金がかかります。実際には利用人数や用途によりますが、水の使用量が増えると、かかる料金も増えていきます。飲み水やお茶、コーヒーなど「飲む」用途に限定する場合は比較的使用量は少なく、お米を炊いたり「料理」にも使う場合は使用量も増えます。
ウォーターサーバーにかかるコストは、おおよそ500mlのペットボトル水を購入するよりは安く、2Lのペットボトル水を購入するよりは高くなります。コストが気になる場合は、まずは「飲む」用途に限定して、はじめてみるのもおすすめです。

利用期間中の継続が必要

先に説明した通り、ウォーターサーバーには最低利用期間があり、利用期間内に解約する場合には違約金がかかる場合があります。気軽に始めにくいことが、ウォーターサーバー導入のデメリットと言えます。引っ越しに備えて、家族構成の変化に備えて、利用期間は短めを選ぶ方がよいでしょう。
マーキュロップは契約期間6か月、期間内の違約金も5,000円と少額です。

ウォーターサーバーならマーキュロップ

ウォーターサーバーならマーキュロップ

ウォーターサーバーをご検討中であれば、富士山の天然水のマーキュロップがおすすめです。

おいしい富士山の天然水
硬度は24の軟水はまろやかで優しい味わいです。

年に一度の定期メンテナンスで衛生的
安全と衛生を守るために、1年間使用したら本体を交換します。回収したウォーターサーバーは専門のメンテナンスセンターで分解し、洗浄殺菌、部品交換を経て再製品化しています。

ボトルの持ち上げ不要!下置きサーバー
ウォーターサーバーは主に3タイプをご用意。ボトル交換が楽な下置きタイプの「シタカラ」が人気です。他に、月々のあんしんサポート料が安い、SlimとSlim S(卓上)もあります。

まとめ

ウォーターサーバーの「無料」という言葉には、注意が必要です。本体は無料でも、水代が必ずかかります。また手数料や解約時の違約金など、その他の費用がかかる場合もあります。契約前には、毎月かかる料金と、最低利用期間や解約金などの条件を把握しましょう。特に、ショッピングモールや家電量販店での勧誘では、その場の流れで契約してしまいがちです。よく内容を確認し、納得のうえ申込することが重要です。

執筆者 マーキュロップ編集部

【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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