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ウォーターサーバーの衛生面が気になる?清潔に保つ方法や除菌機能付きおすすめ機種を解説!

更新日:2024.05.31 はじめてのウォーターサーバー選び

毎日飲む水は、おいしいだけでなく、安全面や衛生面がしっかり守られていることも大切です。そこで今回は、ウォーターサーバーを選ぶ際にチェックしておきたい、衛生面での機能やメンテナンスサービスについてご紹介します。

ウォーターサーバーの衛生面が気になる?清潔に保つ方法や除菌機能付きおすすめ機種を解説!

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーにも雑菌は繁殖する!衛生面は大丈夫?
 水の注ぎ口が外気にさらされている
 水道水のように塩素を含まない
ウォーターサーバーを衛生的に使用するためのポイント
除菌機能の付いたウォーターサーバーを選ぼう
除菌機能付きおすすめのウォーターサーバー
 SIAA抗菌仕様のスリム
 UV殺菌仕様のシタカラ
定期メンテナンスの有無と内容をチェックしよう
 一つは「訪問タイプ」
 二つめは「交換タイプ」
年に1度を基準に本体を交換。だから、おいしくて安全・安心
不具合にはメンテナンス時期を問わずに対応
自分でできるメンテナンス方法を解説

ウォーターサーバーにも雑菌は繁殖する!衛生面は大丈夫?

キッチン、お風呂、洗面といった水回りに共通するのが、「カビや雑菌が繁殖しやすい」という悩み。ウォーターサーバーも、常に水が入っているため、衛生を保つためにお手入れが必要であることは同じです。

ウォーターサーバーの水は、日々口にするものです。赤ちゃんのミルクに利用されるご家庭もあるでしょう。だからこそ、ウォーターサーバーを選ぶ際は、除菌・殺菌機能やメーカーのメンテナンス体制をチェックすることをおすすめします。

・除菌・殺菌機能のある高性能なウォーターサーバーを選ぶ
・メーカーによるメンテナンスが充実したサーバーを選ぶ

関連ページ:ウォーターサーバーにカビが!?原因と対策を徹底解説!

安全な水を使うためのウォーターサーバーですが、雑菌が繁殖しやすくなる2つの理由を見てみましょう。

水の注ぎ口が外気にさらされている

ウォーターサーバーの水そのものは、しっかりと衛生管理された工場で生産・ボトリングされているため、基本的には安全・安心といえます。ただ、ウォーターサーバーの水の注ぎ口、水受け皿などのお手入れが不十分だと、ほこりや雑菌、カビなどが水に混ざってしまう可能性がないともいえません。水の注ぎ口が外気にさらされている分、雑菌などを取り込まないよう注意が必要です。

水道水のように塩素を含まない

水道水は、塩素で殺菌消毒を行い、生活用水として家庭に供給されています。一方、ウォーターサーバーの水は生活用水ではなく飲料水。健康のために1日1.2リットル必要とされる水分補給をするための、おいしい水です。おいしさを重視するため、消毒のための塩素は添加されません。そのため、食品のように早めに使い切るなど、衛生面に気を付ける必要があります。

ウォーターサーバーを衛生的に使用するためのポイント

ウォーターサーバーを衛生的に使い続けるためには、2つの重要なポイントがあります。
1.除菌機能のついたウォーターサーバーを選ぶこと
2.定期メンテナンスが受けられるメーカーを選ぶこと
除菌機能には限界があるため、実は2の「メーカーによる定期メンテナンス」が、より重要です。順番に説明していきましょう。

除菌機能の付いたウォーターサーバーを選ぼう

メーカーによるメンテナンスまでの期間を衛生的に使用するために、除菌機能や殺菌機能のあるウォーターサーバーがおすすめです。除菌・抗菌・殺菌機能には、それぞれ菌の増殖を防いだり、菌を取り除く、減らすなどの効果があり、ウォーターサーバーの衛生状態を保つために役立ちます。ウォーターサーバーは主に3種類の衛生機能があります。

・SIAAマーク取得の抗菌素材を使用している
・空気を取り込む際にHEPAフィルター※を使用している
・殺菌力のある紫外線を使ったUV殺菌機能がある

マーキュロップのウォーターサーバーSlim、Slim卓上には、特に衛生を保ちたい、ボトルの差込口やタンク内部の部材に、SIAAマーク取得の抗菌素材を、またエアフィルターにはHEPAフィルターが使用されています。また下置きサーバーのシタカラには、UV殺菌機能を備えています。

※HEPAフィルターは、ガラス繊維からなるエアフィルターの一種です。クリーンルームや空気清浄機で用いられています。JIS規格で「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有して」いるエアフィルターと規定されています。

除菌機能付きおすすめのウォーターサーバー

除菌機能付きのウォーターサーバーのおすすめを2点、ご紹介します。またここでご紹介するウォーターサーバーはいずれも、メーカーによる定期メンテナンスを実施しています。

SIAA抗菌仕様のスリム

年に一度定期メンテナンスを実施し、菌の増殖を防ぐ抗菌部材を使用しているウォーターサーバー、マーキュロップの「スリム」がおすすめです。

SIAA抗菌仕様のウォーターサーバースリム

・ボトル差込口とタンク内の部材に、SIAAマーク取得の抗菌パーツを使用
・サーバー内部に取り込む空気はHEPAフィルターでクリーン

ボディ幅は約28cm、最大幅が約31cmのスリムなウォーターサーバーです。停電時も常温の水が出せるため、災害備蓄用としても安心です。

UV殺菌仕様のシタカラ

同じく年に一度定期メンテナンスを実施し、UV殺菌機能を備えたウォーターサーバー「シタカラ」もおすすめです。

UV殺菌仕様のウォーターサーバーシタカラ

・殺菌効果を持つUV LEDを搭載し、冷水タンク内部を殺菌

ボトルを下に収納するタイプの“下置き型”のため、ボトルの持ち上げが不要、楽に交換ができます。また、自動で節電するエコ機能や、再加熱機能など、高性能タイプであることも人気の理由です。

定期メンテナンスの有無と内容をチェックしよう

近年のウォーターサーバーには、衛生的に使うための「クリーン機能」(名称はメーカーによって異なります)が搭載されているものが少なくありません。フィルターで空気中の不純物を除去するタイプや、光や熱湯で内部を除菌・殺菌するタイプなどがあり、水をいつでも安全・安心に飲める工夫がなされています。

ただ、クリーン機能が搭載されていたとしても、日常のお手入れは不可欠です。蛇口まわりは3日に1度程度、除菌用ウェットティッシュなどで拭き、水受け皿は1週間に1度程度、食器用洗剤などで洗いましょう(詳しいお手入れ方法はこちら)。

加えて、定期メンテナンスもあると、いっそう安全・安心です。メーカーが行うメンテナンスは大きく二つに分けられます。

一つは「訪問タイプ」

「訪問メンテナンス」「訪問クリーニング」などと呼ばれ、専門スタッフがご自宅を訪問して、その場でサーバー内に洗浄液を流し、サーバーを分解せずにできる範囲の清掃を行うというものです。所要時間は30~60分、費用は無料~10,000円程度で、頻度はメーカーによって異なります。

「訪問タイプ」はサーバーを分解しないため、タンクや配管に付着したミネラル成分などを洗浄したり、除菌・消毒したりすることができません。

二つめは「交換タイプ」

使用中のサーバーを回収し、新品あるいはメンテナンス済みのサーバーと交換します。回収されたサーバーは専用の工場などで分解・清掃されるため、タンクや配管の内部まできれいになります。費用はメーカーによって異なり、無料で実施するところもあれば、有料で実施するところもあります。頻度もまちまちです。

衣類のお手入れにたとえると、「訪問タイプ」は自宅で行うホームクリーニング、「交換タイプ」はクリーニング専門店によるプロのクリーニング、といったところでしょうか。衛生面をとくに重視したい方は、「交換タイプ」のメンテナンスを行っているウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。

年に1度を基準に本体を交換。だから、おいしくて安全・安心

ここからは、マーキュロップの取り組みについてご説明します。当社では、お客様が本当に安心してウォーターサーバーをお使いいただける体制づくりに力を入れています。

たとえば、マーキュロップの人気モデル「スリム(Slim)」と卓上タイプの「スリム S(Slim S)」は、空気清浄機にも使用されているHEPAフィルターを採用し、水ボトルの中に入る空気中のゴミ・粉塵を徹底的に除去。また、水が触れる部分(蛇口、差込口、タンク内部)はSIAAマーク取得(※1)の抗菌仕様となっています。

※1 SIAAマーク:一般社団法人抗菌技術協議会が定める抗菌性の基準を満たした製品に対してのみ発行される、抗菌効果を証明するマークです。

さらに、ウォーターサーバーをいつでも衛生的にご利用いただけるよう、年に1度を基準に定期メンテナンスを実施しています。マーキュロップの定期メンテナンスは、スタッフが訪問時に洗浄液などで内部を清掃する「訪問タイプ」ではなく、サーバー本体をメンテナンス済みのものと交換する「交換タイプ」です。

回収されたウォーターサーバーは、施設衛生管理適合証(※2)を取得したメンテナンスセンターで徹底的にメンテナンスされます。サーバーを分解したうえで除菌・消毒をし、水漏れ防止のために、パッキンなどの内部に使われている消耗部品や、清掃しにくい蛇口の適切な交換も行います。その後、再組立て検査を実施。新品同様品として再生させていますので、安心してご利用いただけます。

※2 施設衛生管理適合証:公益社団法人 全国水利用設備環境衛生協会が、清掃や水質検査等の適切な衛生管理が実施されていると認めた施設へ発行するものです。

また、除菌・消毒後には乾燥仕上げをしています。浴室やキッチンなどの水回りと同様に、清潔に保つには乾燥も大事ですが、こうしたメンテナンスは、サーバーを分解せずに行う「訪問タイプ」では難しいといえるでしょう。

なお、マーキュロップのメンテナンスは無料です。「交換タイプ」のメンテナンスは、輸送費や設備の維持費がかかります。そのため、有料で実施しているメーカーもあります。当社も以前は有料でした。

不具合にはメンテナンス時期を問わずに対応

ごくまれではありますが、ボトル交換時にエアフィルターに湿気が入るなどしてウォーターサーバーから水が出なくなってしまったり、ボトル交換時の衝撃等で蛇口からにじむような水漏れが起きたり、機械の不良で温水が熱くならずぬるくなったりするなど、予想外のトラブルが起きることがあります。

そんなときは、ご連絡をいただければスタッフが伺い、メンテナンス時期を問わずに点検・交換等の対応をしています。

このほか、マーキュロップでは次のようなサービスを行っています。

・定期メンテナンスのタイミングで、本体のカラーやタイプを変更可能
・お引越し時は、ご利用期間を問わず、無料でメンテナンスを実施。その際も、本体のカラーやタイプを変更可能
・定期メンテナンス時、冷水、温水ともにチャイルドロックの有無を変更可能

定期メンテナンスやそれに付随するサービスは、設置から配送まで、自社一貫体制で行うマーキュロップだからこそできるものと自負しています。また、新規契約されるお客様にマーキュロップを選んだ理由を伺うと、「定期メンテナンスがあるから」と回答される方がほとんど。

「衛生管理に気を使って下さっているので安心して使えます」

「いったんはほかのメーカーに乗り換えましたが、メンテナンスがないのでマーキュロップに戻ってきました」

といった、うれしい声も寄せられています。

自分でできるメンテナンス方法を解説

家庭環境や生活空間でできる内部洗浄方法はありません。内部はメーカーによるメンテナンスに任せましょう。メンテナンスまでの間の衛生を保つためには、利用する方がご自身で簡単にできる「日常的なお手入れ」が大事です。

1. 蛇口周りの清掃 …除菌ウェットティッシュ等で拭く
2. 水受け皿の洗浄 …食器洗い洗剤とスポンジで洗う
3. 本体背面の清掃 …ほこりを掃除機で吸いとる
4. ボトル交換時のサーバー差込口の清掃 …水気を拭き取り除菌ウェットティッシュ等で拭く

関連ページ:【宅配水】ウォーターサーバーの掃除方法と値段を解説!

まとめ

ここまでウォーターサーバーを衛生的に利用するために気を付けたい点や、雑菌が繁殖する可能性とその理由などを見てきました。メーカーによる定期メンテナンスを実施しているかどうかを確認し、さらに除菌機能のあるウォーターサーバーを選ぶと安心です。また日常的にできる簡単なお手入れも実施するように心がけましょう。

執筆者 マーキュロップ編集部

【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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