投稿日:2024.10.05 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバーには定期メンテナンスが必要です。ではメンテナンスフリーと言われるウォーターサーバーはどのような仕組みなのでしょうか?メンテナンス不要と言われる理由や、面倒なお手入れはないか、解説していきます。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーにメンテナンスが必要といわれるのはなぜ?
メンテナンスフリーのウォーターサーバーの仕組み
内部クリーン機能
ワンウェイボトル
エアフィルター
自分でできるウォーターサーバーのメンテナンス方法
サーバー本体
給水口
ボトル差し込み部分
水受け皿
メンテナンスフリーのウォーターサーバーがおすすめできない理由
定期メンテナンスが必要なため
熱水循環は電気代が増えるため
ウォーターサーバーならマーキュロップ
ウォーターサーバーにメンテナンスが必要と言われるのは、塩素を含まないミネラルウォーターが入っているためです。塩素を含む水道水であっても、蛇口を放置するのは実は不衛生で、のぞきこんでみると、ピンク色のぬめりや黒カビ、水あかが付着していることがあります。気になる方はキッチン、洗面所、浴室ともに定期的に清掃しましょう。
ミネラルウォーターの入ったウォーターサーバーは、水道水よりも雑菌が繁殖しやすくなります。そのまま飲む用途で使用する方が多いため、いつでも清潔に使いたいものです。手が触れる蛇口や操作パネル、取水口、ボトル交換時に見える差込口は日常的に拭き取るなどのお手入れをし、年に一度程度はメーカーによる定期メンテナンスで分解洗浄を受けましょう。
内部クリーン機能などの名前で、熱水循環(高温循環)を行う機能があります。これは温水タンク内の水を使って、冷水タンクと一部の配管内を循環させ、熱水で殺菌を行うものです。その後、冷めるのを待ち、熱水は特に排出せずに、そのまま使用します。
デメリットとしては、熱水循環中と循環後は、おおよそ4時間ほどウォーターサーバーが使えなくなり、この機能を使うたびに電気代がかさみます。また汚れやすい蛇口付近などには熱水が行きわたらず、内部の部品交換や電化製品としての定期点検もできません。内部クリーン機能があれば定期メンテナンスが不要かというと疑問が残ります。
メンテナンスフリーとワンウェイボトルには直接の関連はありませんが、メンテナンスフリーのメーカーは、ワンウェイボトルを採用している場合がほとんどです。全国向けに委託配送で展開しており、ウォーターサーバーの設置やメンテナンスも対応ができないため、メンテナンスフリーを選択せざるを得ない状況もあるようです。
ウォーターサーバーは、外部からのほこりの侵入を防ぐために、エアフィルターが搭載されています。メンテナンスフリーとするためには必要な部品ですが、定期メンテナンスを行うメーカーを含め、ほぼすべてのウォーターサーバーにはエアフィルターが搭載されています。
ウォーターサーバーは、メーカーによる定期メンテナンスの他に、利用者による日常的なお手入れが必要です。少し手間に感じられるかもしれませんが、ボトル交換のついでや、部屋の掃除の際に、ウォーターサーバーのお手入れも習慣化できると衛生的でおすすめです。
ウォーターサーバー本体は上部にほこりがたまりやすいため、拭き取りましょう。また背面の黒い網目状の放熱板にもほこりがたまりやすく、放熱しづらくなると余分に電気を使用してしまいます。時々乾いたタオルで拭き取るなどしましょう。
水の給水口などと呼ばれる、水の出る蛇口周りは、水滴やホコリがたまりやすい場所です。こまめに除菌用ウェットティッシュなどで拭き取りましょう。またコーヒーやお茶、スープなどを入れた時に飛び跳ねた跡があれば、気づいた時にすぐに拭きましょう。
ウォーターサーバー本体のボトルを差し込む部分は、ボトルを交換するごとに除菌ウェットティッシュなどで拭き取りましょう。水が溜まっている場合は、先に清潔なキッチンペーパーなどで拭き取ってから除菌しましょう。
給水口の下の水受け皿は、水やほこりがたまりやすい場所です。週に一度程度、本体から取り外し、食器用洗剤と食器用スポンジなどで丸洗いします。水分を拭き取ってから本体に取り付けましょう。
ウォーターサーバーの定期メンテナンスは、安全と衛生を守るために、やはり必要というのが結論です。内部クリーン機能では熱水が循環する配管は限られており、例えば不衛生になりやすい取水口周辺の殺菌はできません。また蛇口やパッキンをはじめとする消耗部品の交換ができず、電化製品としての定期点検も実施できません。
ウォーターサーバーの業界団体でも定期メンテナンスは欠かせないものと定めて、ガイドラインが作成されていいます。
参考:日本宅配水&サーバー協会 サーバーメンテナンス
ウォーターサーバーは常時加熱を続けている構造ではなく、加熱と保温を繰り返すことで一日を通じて電気代を抑えています。しかし熱水循環機能を使うと、3~4時間はウォーターサーバーが使用できず、加熱を続けることになるため、電気代は高くなります。ウォーターサーバーの消費電力を製品仕様のページなどで確認しても、温水に使用する消費電力が記載されているだけで、熱水循環を使用した場合の電気代については表示されていません。
ウォーターサーバーなら、年に一度定期メンテナンスを実施している富士山の天然水のマーキュロップがおすすめです。
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・年に一度の定期メンテナンスで衛生的
マーキュロップは安全と衛生を守るために、1年間使用したら本体を交換します。部品単位に分解し洗浄殺菌して再製品化しているため、衛生的で環境にもやさしい仕組みです。
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自社配送のためウォーターサーバーの設置もスタッフが対応します。ボトル交換時に持ち上げが不要な下置きタイプのウォーターサーバーもあります。
メンテナンスフリーと言われるウォーターサーバーでも、日常的なお手入れや定期的なメンテナンスは重要です。特に内部クリーン機能では、すべての部品が完全に清掃されるわけではなく、衛生管理の観点からは限界があります。定期メンテナンスを受けることで、安全性や衛生面が保たれ、長く安心して使用できます。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
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