投稿日:2024.06.21 はじめてのウォーターサーバー選び
「ウォーターサーバーから異音がするけど故障?正常?」
「ウォーターサーバーから、ピーピーなる電子音は止められる?」
ウォーターサーバーの音について、疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。音にも正常な電子音やモーター音、振動音など様々な種類があります。ウォーターサーバーから音がする原因や、気になるときの対処法を紹介します。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーは構造上どうしても音が発生する
ウォーターサーバーから出る異音ではない音とは?
水ボトルに空気が入る音や収縮する音
操作などにともなう電子音
水をタンクに汲み上げるモーター音
コンプレッサーの動作音
ウォーターサーバーの音を抑えるポイント
壁や家具・家電から少し離して設置する
冷蔵庫の隣に設置しない
防音マットや耐震マットを使用する
本体の背面を清掃する
適切な頻度でメンテナンスを受ける
ウォーターサーバーならマーキュロップ
ウォーターサーバーは冷蔵庫やエアコンなど、他の電化製品と同様にどうしても機械が動くモーター音や振動音がします。ウォーターサーバーが正常に作動しているからこそ出る音で、冷蔵庫程度の音であれば決して異音ではありません。
ウォーターサーバーの音は機種によって異なり、また個体差もあります。冷蔵庫や換気扇、パソコンにも音があるのと同じです。家庭のリビングやキッチンに設置して、気になることはないでしょう。
ただし、日々のお手入れをしていなかったり、設置場所や使用方法によって、音が大きくなることがあるので気を付けましょう。また、どうしても気になると言う方向けに、音を抑える対策も可能です。
どのような音が正常で、どのような音が異音と分類されるのでしょうか?ウォーターサーバーの正常な音について、大きな音から順に解説していきます。
まず1つ目は、ボトルの中の水がウォーターサーバー内に入る代わりに、空気がボトルに入るときの「ボコボコッ」という音です。ボトルが収縮するタイプの場合は、「バキバキ」という音が鳴ります。これらの音は正常です。水を出した後に一時的に鳴るもので、ずっと鳴っているタイプの音ではないため、この音が気になるという人は稀でしょう。
操作がボタン式のウォーターサーバーでは、取水ボタンを押した時や、温水を出す操作をしたときに「ピ」「ピピ」などの電子音が鳴るタイプが多いです。また、ボトルをウォーターサーバーの下部の見えない位置にセットするタイプは、ボトルが空になったことを知らせるために「ピコン」と鳴る場合もあります。これらの音は操作にともなうものや、必要事項をお知らせしてくれる目的のもので、正常です。小さな赤ちゃんがすぐ近くに寝ていて、小さな音も立てたくないといった場合は、電子音は鳴らないタイプの方が良いかもしれません。
ボトルをウォーターサーバーの下部にセットする下置きタイプなどの場合は、水をタンク内に汲み上げるために一時的にモーター音が鳴るものが多いです。「ウォーン」といったタイプの音で、一定量を汲み上げたらストップするため、音は長くは続きません。こちらも正常です。昼間はまず気になることはありませんが、家庭では夜静かに過ごしている時などに気になる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、この音についての問い合あせはほとんどありません。
小さな音ではありますが鳴っている時間の長いものがコンプレッサーの動作音です。コンプレッサーとは水を冷やすための装置のことで、冷蔵庫にも利用されています。ウォーターサーバーから、冷蔵庫と似た「ブーン」といった音が出ているときは、コンプレッサーの作動音と捉えていただいて良いでしょう。この音は、ウォーターサーバーのタイプにより少し差があり、また個体差もあるため、夜になるとうるさいと気にされる方もいらっしゃるかもしれません。いくつか対策があるためこの後の章で説明します。
このようなウォーターサーバーの音を抑えるためには、設置場所の工夫や、防音グッズを使用するなど、いくつか対策方法があります。
ウォーターサーバーを、壁や隣の家具・家電との間に隙間なく、ぴったり付けていませんか?ウォーターサーバーから出る正常な音は、壁や周辺の家具・家電と共鳴し、大きく響いたり、異音に聞こえたりする場合があります。隙間がない場合は、少し隙間を開けて設置することで、音が軽減される場合があります。
常時ウォーターサーバーと似たモーター音を発しているのが冷蔵庫です。冷蔵庫とウォーターサーバーを隣同士に置くことで、共鳴して音が大きく響いている可能性があります。また、ウォーターサーバーと冷蔵庫はどちらも熱を発する電化製品であり、放熱のためにスペースを取ることが推奨されています。音が気になる場合は、冷蔵庫の横は避けて設置すると良いでしょう。
手軽にできる音への対策が、防音マットや耐震マットを使用することです。ウォーターサーバーが不安定にならないよう注意しながら、10mmくらいまでの薄めのマットを敷きます。例えば赤ちゃん用のジョイントマットなども、1枚のサイズがちょうど良く、濡れたらサッと拭ける素材なので便利です。これらの防音マットをウォーターサーバーの下に敷いてみると、微かな振動を吸収し、音も小さくなるはずです。ホームセンターや通販などで購入できます。
ウォーターサーバーの背面は、清掃しづらく埃がたまりやすい場所です。長く使用している場合は、一度本体の背面を確認してみると良いでしょう。放熱板と呼ばれる黒い網目状の部分に埃がたまっている場合、放熱しづらくなり、音も大きくなる場合があります。また放熱しづらい状態は電気代も高くなることがあるため、埃は定期的に掃除機で吸いとるなどして掃除するようにしましょう。異音対策につながります。
メーカーによる定期メンテナンスを受けていますか?ウォーターサーバーは適切な頻度でメンテナンスを受けることが推奨されています。使用していたウォーターサーバーはメーカーにより回収され、専門施設内で衛生的に分解し、洗浄殺菌が行われます。消耗部品は交換し、新品同様品として検品検査を受け、再製品化されています。
長く使用することで消耗部品の劣化や内部のネジの緩みなどが、異音の原因になります。メンテナンスを受けることで定期的にウォーターサーバーが交換されるため、いつでも整備された状態で使用することができます。
定期メンテナンスを実施するウォーターサーバーなら、マーキュロップがおすすめです。
・年に1度を基準とした定期メンテナンスを実施
・電子音の鳴らない床置き・卓上ウォーターサーバーも選択可能
・スタッフがウォーターサーバーを設置するため防音に適した設置場所も相談OK
・富士山の天然水がおいしい!
マーキュロップは担当スタッフが、ウォーターサーバーの設置やメンテナンス時の交換を対応します。音の気にならない設置場所や周囲の家具・家電とのスペースの相談もできるので安心です。
ウォーターサーバーの音は、冷却や水を汲み上げるための正常な動作音であることが多いです。音が気になる場合は、設置場所を変えたり、防音マットなどで対策ができます。日常的な使用において対策方法を知ることで、音を抑えたり軽減することができます。また長く使用すると内部の部品の緩みなどにより異音が発生する場合があります。定期的なメンテナンスを受けることで、いつでも整備された状態でウォーターサーバーが使用できます。ただし、もし異常な音が続く場合は、メーカーに相談することをお勧めします。
【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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