更新日:2024.02.22 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバーの導入を迷われている方のために、契約後に後悔することがないよう、よくある解約理由と解決策を見て行きます。例えば、楽にボトルの交換ができるウォーターサーバーや、無料メンテナンスのあるメーカーを選ぶなど、選び方次第で契約後の「困った」「後悔した」を防ぐことができます。ウォーターサーバー選びの参考にしてみてください。
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ウォーターサーバーの主な後悔・やめた理由10選&解決策
1:ランニングコストがかかる
2:設置スペースが必要
3:水が重いので交換が大変
4:水を消費しきれない・注文ノルマが大変
5:掃除・メンテナンスの手間がかかる
6:育児が終わり、使用機会がない
7:転居により対応エリア外になった
8:水がおいしくなかった
9:モーター音が気になる
10:営業マンの勧誘がしつこい
ウォーターサーバーを使ってよかったこと・メリットは?
ウォーターサーバーがおすすめな方の特徴
ウォーターサーバーで後悔しないための選び方のポイント
1.おいしい水なら「ナチュラルミネラルウォーター」
2.ボトル交換が心配なら「下置き型」がおすすめ
3.本数・サイクル変更ができる
4.無料でメンテナンスを実施している
5.設置場所に合わせて選ぶ
6.契約期間と違約金を確認
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まとめ
ウォーターサーバーは、おいしい水が宅配されてすごく便利!という声が多く、後悔したという声はよく探さないと出てきません。こちらの記事に、ウォーターサーバーの解約理由と、解決策として「選び方のポイント」をまとめました。
インターネットでウォーターサーバーについて調べている方にとっては、月々のランニングコストがかかるのは当たり前…と思われるかもしれません。それでもランニングコストが解約理由に挙がってくるのは、ショッピングモールなどのイベントで「たまたま見かけて」申込される方が案外多いためです。営業スタッフから説明を聞いているはずが、月々コストがかかる認識をあまり持っていなかった…という場合があるようです。
解決策としては、営業スタッフの話も参考にしつつ、パンフレットやホームページなどをよく見て、月々いくらの費用になるか確認することです。家族構成別に月額費用の目安がわかる料金シミュレーションも参考になります。
また、水以外に各種手数料がかかる場合があります。サーバー設置料、注文のない月の事務手数料、配送休止手数料、休止が間に合わなかった時の返送手数料、メンテナンス料、契約解除料、サーバー返送料など、できるだけ”〇〇手数料”のないメーカーを選ぶと良いでしょう。
ウォーターサーバーには設置スペースが必要です。例えば、マーキュロップSlimはボディ幅が約28cmと細身のタイプ。それでも底面の最大幅は約31cm、奥行きも約31cm、高さはボトルをセットした状態で約125cmです。できれば事前に、置きたいスペースのサイズを測ってみることをおすすめします。
キッチンカウンターやテーブルの上にスペースがある場合は、卓上タイプを選ぶのも1つの方法です。マーキュロップSlim S(卓上タイプ)は、幅約27cm、高さ約46cmと、スリムなうえに比較的小型。冷水・温水の基本機能に加えて、部屋の明かりが暗くなると自動で節電するエコ機能なども充実しています。
関連ページ:卓上ウォーターサーバーはコンパクトな分デメリットしかない?メリットや選び方を解説
水ボトルの重さは12リットル入りで約12kg、飲み切ったら交換が必要です。12kgを持ち上げる経験は、日常では子どもを抱っこする子育て中の方以外は、少ないかもしれません。空ボトルをウォーターサーバーから抜き取り、新しいボトルを胸の高さくらいまで持ち上げて、セット。慣れるとボトルの持ち方などコツがつかめてくるようです。
解決策として一番おすすめなのは、下置きタイプのウォーターサーバーを選ぶことです。ウォーターサーバー下部のドアを開けて、ボトルを持ち上げずにセットできるものがあります。
その他の選択肢として、7~8リットル程度の小型ボトルの取扱いのあるメーカーも数社ありますが、7~8kgを持ち上げることになるため、それなりに重さはあります。またボトルの形状として、ビニールパックなど形のないタイプよりも、硬いボトルで「取っ手」がついているタイプの方が、持ちやすくておすすめです。
月に2本、24リットルほどの注文ノルマは、開封後の水の品質・衛生を守るために必要とされています。健康のために推奨されている1日1.2リットルの水分補給をしっかり行うと、1人でも使い切れる量です。でも、多めに注文して余った時などに、配送本数やサイクルを変更できないと、水ボトルがたまる一方で困ってしまいます。
自身にあったボトル容量を選び、利用中も本数・サイクルの変更ができるメーカーを選びましょう。注意したいのは、7リットル程度の小容量タイプは、「1箱に4個入り」など、1回の注文量がむしろ多い場合があります。ボトル容量、1回の注文単位、変更手続きの期日を、事前に確認しておくと安心です。例えば、契約から4か月間は、本数とサイクルの変更がNGというメーカーもあります。不明な点は一度お問い合わせ窓口へ、問合せてみるのも良いでしょう。
月に24リットルの水を使用しない方は、天然水などの宅配型ウォーターサーバーは適しません。水道水を注ぎ、浄水が作られるタイプの「給水型ウォーターサーバー」であれば、水の使用量が少なくても定額でウォーターサーバーが利用できます。ただし、水の味や品質はミネラルウォーター水準のものではなく、浄水器の水となります。
関連ページ:浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリットは?費用やQ&Aを紹介
メンテナンスは、メーカーが実施するタイプと、利用者自身が行うタイプとがあります。自身で行うものは、定期的に4時間ほど、自動クリーン機能を動作させます。その間は水を加熱し続けるためウォーターサーバーが使えなくなります。これが、手間がかかると言われる主な理由ですが、「メンテナンス不要」と表示されているため注意が必要です。「メンテナンス不要」は、メーカーによる回収・交換などが行われない、つまり利用者自身が行う、と言う意味です。
1~2年に一度、無料でメンテナンスを実施しているメーカーがおすすめです。使用していたウォーターサーバーは回収し、きれいなものに交換されます。回収後は、分解し洗浄殺菌、乾燥、消耗部品の交換などが行われています。
分解まで行わずに家庭内で「訪問メンテナンス」を実施しているメーカーもありますが、10,000円程の料金がかかるため、月々の利用料金に交換メンテナンスが含まれている方がおすすめです。
妊娠中や赤ちゃんが生まれたことをきっかけに、ウォーターサーバーを導入する家庭も多いです。ウォーターサーバーはミルクの調乳用や離乳食用のベビー用品ではありませんが、育児専用のように使っていると、ミルクや離乳食が終わったタイミングで解約する方がいるようです。
せっかく導入するなら、大人も含めて毎日の水分補給に、また麦茶やコーヒーをいれる時にも利用すると、おいしい上に便利です。ウォーターサーバーの契約期間内に「やっぱりいらなかった」とならないよう、誰がどんな風に利用するか、家族で話し合ってから契約することをおすすめします。はじめてのウォーターサーバーなら、契約期間の短いものを選ぶのも1つの方法です。
気に入って利用していたおいしい水とウォーターサーバーが、急な転勤などで引っ越すことになり、対応エリア外になってしまった、となるのは残念です。
引っ越しの可能性のある方は、対応可能エリアや、引っ越し対応(回収・再設置など)をメーカー側が行っているか、事前に確認すると良いでしょう。契約期間内に解約すると、違約金が発生するメーカーがほとんどなので、契約期間と違約金金額を確認しておくことをおすすめします。平均的には契約期間は2~3年、違約金は16,500円という場合が多いです。
今まで飲んでいたミネラルウォーターと比べて、契約したウォーターサーバーの水がおいしくなかった、という場合があるようです。これは「水の選び方」によります。価格だけを見て安いものを選んでしまうと、そのほとんどは浄水サーバーのため、浄水器の水と同じ味がします。安さ重視でウォーターサーバーを選ぶよりは、ペットボトルを買い続ける方がおいしいミネラルウォーターが飲めます。
おいしい水が飲みたい場合は、ラベルなどに「品名:ナチュラルミネラルウォーター」と表記のある「天然水」を選びましょう。例えば富士山など「特定の水源」から汲み上げた、「天然ミネラル」を含むミネラルウォーターがおいしい水です。
例:マーキュロップ富士山の天然水
カルシウム6.8mg マグネシウム2.3mg ナトリウム4.7mg カリウム1.2mg バナジウム86μg シリカ35mg 硬度24mg/L
現在は各メーカーのウォーターサーバーも、家庭向け、日本向けに改良が進んでいるため、最近はそれほど聞かなくなりましたが、「モーター音が気になる」と言う声があります。夜中に静かな部屋にいると、冷蔵庫のモーター音が気になるという方は、ウォーターサーバーのモーター音も気になる可能性があります。どちらも似た音です。また普段は気にならなくても、体調が悪い時などに気になってしまうという場合もあるようです。
稀ですが静音設計のウォーターサーバーがあります。ウォーターサーバーは、お湯を温めるときにヒーターなどが稼働し、冷却するときにはコンプレッサーなどが稼働し、それぞれ異なるモーター音がします。これに対し、何らかの形で静音性を高めている構造のウォーターサーバーや、冷却をペルチェ式と呼ばれる温度制御の半導体技術を使用したものなどが現在の主な静音設計です。ただしペルチェ式にも、冷却に時間がかかる、放熱が必要などデメリットはあります。
設置場所の変更や、マットを敷く等の工夫で音を抑える対策も可能です。まず設置場所としてはキッチン周りなど、多少のモーター音があっても気にならない場所がおすすめです。また、ウォーターサーバー本体の下に静音対策になるマットを敷くのもおすすめです。タイルカーペットや、水に濡れても拭き取れるジョイントマットを1枚敷くだけでも効果があります。ウォーターサーバー本体が不安定にならないよう、厚みのあるものは避けましょう。
関連ページ:ウォーターサーバーは冷蔵庫の横に設置してもよい?設置してはいけない場所は?
関連ページ:ウォーターサーバーのベストな置き場所は?決め方や設置の際のポイント・注意点を紹介
ショッピングモール等で一部、勧誘のしつこい営業マンにあたってしまうことがあるようです。しつこい勧誘が迷惑という場合は、しっかりと断るなどして、その場を離れましょう。断りづらくて…と言う場合は、一例として、携帯に電話がかかってきたふりをして逃げるのも良いかもしれません…。勧誘が苦手な方は、インターネットで調べて、不明点はメーカーに電話で問合せをするのもおすすめです。
営業マンはどうしても契約を取るために、必要性やメリットを強調しがち。でも使う側として知りたいことは、月に何本使った場合に料金目安はいくらか、利用しつづけたときのメンテナンスなどのサービス内容、契約期間、解約条件など、利用し続けたときに得られるサービスや、辞めたいときに辞められるか、も大事ではないでしょうか。
勧誘に促されて内容をよく確認せずに契約してしまった、とならないよう契約内容もしっかりと確認しましょう。
ウォーターサーバーを使ってよかったこと、メリットとしては以下の項目が挙げられます。関連記事
・おいしい水が、冷水とお湯ですぐに使える
・宅配されるので、水を買いに行って運ぶ手間がなくなる
・水を飲む習慣がついて健康的
・お茶やコーヒーをいれるのがおいしくて楽
・ボトルのストックを置くことで備蓄になり、災害時も安心
・子どもがジュースを飲まなくなり、糖分のとりすぎや虫歯の心配もなくなる
・冷水と温水が、家事や育児の時短になる
・お米を炊くなど、料理にも使うと料理もおいしく
・マイボトルで水を持ち歩くようになり環境にもやさしい
ウォーターサーバーがおすすめな方の特徴をまとめてみました。
・ミネラルウォーターを買っている
普段から「おいしい水」を買って飲んでいる方にこそ、宅配で届くウォーターサーバーがおすすめです。おいしさを求める方は、水はナチュラルミネラルウォーター(天然水)の中から選択しましょう。
・冷水とお湯を手軽に使いたい
冷水と温水が出るのがウォーターサーバーの便利なところ。冷たい水での水分補給も、熱いお湯でお茶やコーヒーを入れるのにも、両方を混ぜて白湯を作るのも、ボタンを押すだけで便利です。
関連ページ:白湯はウォーターサーバーで手軽に作れる!期待できる効果やお湯との違いについても解説
・災害時も水のストックがあると安心
台風や地震に備えて、また悪天候や体調不良で買い物に出づらい時にも、少し多めの食料と水の備蓄があると安心です。1~2本ストックのある状態にすると、ローリングストック(使いながら備蓄)が自然にできます。
関連ページ:地震・停電時でも使用できる!災害時に役立つウォーターサーバーの選び方
・赤ちゃん、子どものいる家庭
赤ちゃんの頃はミルク作りや離乳食に、その後は子どもが自分で水を飲むなど、育児にも活躍します。おいしい水が日常にあると、水を飲む習慣がつきます。
ここまでの内容を踏まえて、後悔しない「ウォーターサーバーの選び方」を見て行きましょう。水の種類や、ウォーターサーバーのタイプ、配送の仕方、変更時の対応が異なります。その他の関連記事一覧
ウォーターサーバーの契約で一番避けたいのは、せっかく選んだ水が「おいしくなかった」ということではないでしょうか。普段からミネラルウォーターを飲み、味のわかる方は、品名:ナチュラルミネラルウォーターの表記のある天然水の中から選ぶことをおすすめします。赤ちゃんのためのウォーターサーバーの選び方はこちら
水が重くて交換がつらい…とならないよう、ボトルの持ち上げが不要な下置き型のウォーターサーバーを選ぶのもおすすめです。ボトルが隠れるオシャレなデザインも下置き型が人気です。
水の消費量は一定ではなく、夏に足りなくなったり、外出が続いて余ったり、変化するのが一般的です。そのため、本数やサイクルは変えられる方が便利です。配送本数は変えられるか、追加配送を依頼したら何日で届くか、確認しておくと安心です。
衛生的に利用するために、1年~2年に一度メンテナンスのために本体交換が行われるメーカーがおすすめです。分解して洗浄殺菌されているため、清潔に継続できます。また、毎月の利用料金にメンテナンス料がすでに含まれている方が、追加料金もなく安心です。
ウォーターサーバーは一般的に、床置き型の長いタイプ、卓上型の短いタイプの2種類があります。家の中で誰がどのように使うことが多いか、子どもの手は届く方がよいかどうか、使い方に合わせて設置場所とサーバーのタイプを選びましょう。置き場所に合わせたウォーターサーバーの選び方はこちら 〉
もし自分に合わなかった時や、新たに使ってみたいウォーターサーバーが出てきた時に、「解約できること」も大事かと思います。ウォーターサーバーの契約期間は一般的に2~3年、違約金は15,000円前後と高額です。初めて使ってみるときは期間は短め、違約金も安めがおすすめです。
・おいしい天然水が定期配送で届く
ナチュラルミネラルウォーターの中でも、特に「おいしさ」で選ばれているのがマーキュロップの富士山の天然水です。硬度24のやわらかな軟水で、まろやかですっきりとした味わいです。
・年1回の定期メンテナンスで衛生的
マーキュロップは年に1度を基準に、定期メンテナンスを無料で実施しています。国内のメンテナンスセンターで部品単位に分解し、洗浄殺菌、部品交換等を行っています。
・サーバー設置も配送も自社スタッフ対応
自社対応のため、ウォーターサーバーの設置、メンテナンス時の交換もスタッフにお任せいただけます。ご不在の場合は、置き配も可能です。天然水の配送も、随時の本数・サイクル変更が可能です。配送予定の3営業日前までにマイページから行うか、直前の場合は電話で相談ができます。
・6か月契約で違約金は5,000円
契約期間が比較的短期間で、違約金が控えめなのもマーキュロップの特徴です。はじめての方にも始めやすい設定です。
【おすすめNo.1】ボトル交換が楽な「シタカラ」
ボトル交換が楽なこと、そしてグッドデザイン賞受賞のおしゃれなデザインのため、インテリアにこだわる方にも選ばれています。
冷水の他、温水が3段階!自動で節電するエコ機能も充実しています(温水は標準約81~93℃、エコモード60~73℃、再加熱約91~97℃)
【おすすめNo.2】停電時も取水可能な「スリム」
ボディ幅約28cmのスリムなウォーターサーバー、月々のコストも抑えた標準モデルです。停電時も常温の水が使えるため、災害対策に水をストックしたい方にもおすすめ。
以前は他社を使用していましたが、数年経って蛇口周りにカルキが付着しても、メンテナンスをしてもらえず、「水が循環してるので綺麗だから大丈夫」と言われました…。綺麗な水でも水垢や白いカルキができるのではと衛生的に不安を感じ、口に入るものなので、メンテナンスがあるところが良いと思いました。その点マーキュロップは毎年メンテナンスや、お知らせのハガキが来たり、直接お知らせしてくれる時もあり、安心して続けられます。
(シタカラ・マットホワイト利用、幼児2人を含む4人家族)
ここまで、ウォーターサーバーを導入後に後悔した理由・解約理由を中心に見てきました。またそれぞれの課題の解決策と、ウォーターサーバーの選び方のポイントもお伝えしてきました。
マーキュロップは、契約の縛りが少ないですが、解約が非常に少なく、継続されるお客様が99.5%以上。おいしい天然水と、長く続けても安心のサポートが得られます。ウォーターサーバーの選択肢の1つに、ぜひご検討ください。
関連ページ:ウォーターサーバーをやめた理由って?生活にあった失敗しない選び方も解説
【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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