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ウォーターサーバーのRO水とは?天然水との違いやメリット、選び方などを解説!

更新日:2024.08.08 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーのRO水とは?天然水との違いやメリット、選び方などを解説!

ウォーターサーバーを選ぶ時に出てくる「RO水と天然水」という言葉。この「RO水」とは、どのような水なのでしょうか?特に妊娠中や赤ちゃんが生まれるタイミングでウォーターサーバーをお探しの方は、水の種類を気にされているかもしれません。RO水と天然水、どちらが赤ちゃんにとって良いのか、ミルク作りに使用できる水はどのような条件か、水の種類について、解説していきます。さらに、赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバーの選び方や、RO水の安全性についても紹介します。

【目次】開く閉じる
RO水とは?
RO水と天然水の違いとは?
RO水のウォーターサーバーを使用するメリット
 天然水より1本あたりのか価格が安い
 不純物が取り除かれていて安心
 軟水であれば赤ちゃんのミルクづくりに使える
RO水のウォーターサーバーの選び方
 2人世帯の場合は「水代」が安いものを、一人暮らしの場合は「レンタル代」や「メンテナンス費」が安いものを選ぼう
 まずは契約期間が短いものを選ぼう
 健康のためならミネラルが含有されているものを選ぼう
赤ちゃんのミルク作りにおすすめなのはRO水?天然水?
赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバーおすすめ人気ランキング
 【おすすめNo.1】妊婦さんもボトル交換が楽な「シタカラ」
 【おすすめNo.2】子どもが操作しやすい「スリム」、冷水もチャイルドロック可能
 【おすすめNo.3】子どもの手の届かない場所なら「スリム卓上」
ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

RO水とは?

RO水とは、水道水などを原水に使用し、RO膜というフィルターに通し、ミネラルを含む様々な物質をろ過したものです。RO水の中には、「おいしいミネラルウォーターの味」を付けるために、後からミネラル成分を人工的に添加したものと、添加しないままの味のない水(純水)とがあります。
RO膜とは、海水の淡水化や、下水を飲料水に再生させるために使われるろ過装置で、全く飲用できないレベルの水も浄水する能力があります。

RO水と天然水の違いとは?

ウォーターサーバーのRO水、天然水との違いとは?
項目天然水RO水
原水厳選された水源から採取された地下水水道水や地下水など
製造過程沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないRO膜(逆浸透膜)でろ過
ミネラル成分天然のミネラルが含まれるほぼ含まれない
※人工的にミネラルを追加している場合がある
硬度水源により異なる“0に近い
※ミネラルを追加している場合は配合による”
・まろやかな味わい(軟水)
・ほのかに甘みを感じる場合もある
・採水地によってミネラル含有量は異なり、味に違いがある
・味がない
※ミネラルを追加している場合は配合による

天然水とは、厳選された水源の地下水を汲み上げ、処理は最小限にとどめたおいしい水です。ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないことが定められています。天然のミネラルが含まれ、軟水であれば口当たりがまろやかで味に深みを感じられるのが特徴です。赤ちゃんのミルクにも使用できます。

RO水とは「原水」と、「処理方法」に違いがあり、全く異なる種類の水と言えます。どちらも水の適切な品質管理が行われ、安全性は保証されていますが、ミネラルウォーターとしての品質や、おいしさの面では天然水の方がおすすめと言えるでしょう。

株式会社マーキュロップ 本部 商品管理 マネージャー 日高正男
「カルシウムやマグネシウムなど含まれるミネラルのバランスと、硬度やpHで水の味が決まります。好みの味のミネラルウォーターを見つけたら、表示ラベルを確認し、成分や硬度を知ると水選びの参考になりそうです」

RO水のウォーターサーバーを使用するメリット

RO水のウォーターサーバーを使用するメリット

天然水とRO水であれば、天然水の方が水そのものの価値が高いと言えますが、ではRO水のウォーターサーバーを選ぶメリットは何でしょうか?

RO水のメリット
・天然水より水の1本当たりの価格が安い
・水道水を原水に使用していても不純物が取り除かれていて安心
・硬度0~60以下の軟水であれば赤ちゃんのミルク作りにも使える

【硬度について】
含まれるミネラルの量によって水の硬さを表す硬度が変わります。例えば硬度304のエビアン、硬度1468のコントレックスなど海外の硬水は、内蔵機能が発達途中の赤ちゃんがお腹を壊してしまう可能性があるとされています。RO水を選ぶ場合も天然水を選ぶ場合も、赤ちゃんには必ず「硬度60までの軟水」を選びましょう。

天然水より1本あたりのか価格が安い

例えばRO水は、1本12L入りで1,590円、天然水は1,890円と、1本あたり300円安いです。500mlペットボトルのサイズに換算すると、RO水は66.25円、天然水は78.75円と、12.5円の差です。

RO水天然水その差
12L入り1,590円1,890円300円
500mlあたり66.25円78.75円12.5円

不純物が取り除かれていて安心

RO水の主な原水は水道水です。水道水と聞くと、塩素やカルキ、サビなど不純物が含まれている印象を受けるかもしれません。RO水はこれらの不純物を非常に細かなフィルターで取り除かれているため、安心して飲むことができます。そのままでは味がないため、ミネラル成分を人工的に添加し、「ミネラルウォーター」の味が作られているものが多いです。

軟水であれば赤ちゃんのミルクづくりに使える

RO水のウォーターサーバーを使用するメリットは、軟水であれば赤ちゃんのミルクづくりに使える

RO水は添加するミネラル成分により、硬度も調整されています。多くのウォーターサーバーのRO水は、人がおいしく感じる硬度30以下のやわらかめの軟水に設定されています。高度なろ過フィルターで不純物が取り除かれ、ミネラル成分もほどよい軟水であれば、赤ちゃんのミルクづくりにも使えるのがメリットの1つです。
ただメーカーにより異なる可能性があるため、赤ちゃんのミルクづくりに使えるかどうか、公式ホームページで確かな情報を確認しましょう。

RO水のウォーターサーバーの選び方

RO水のミネラルウォーターを選ぶ場合のポイントを説明します。

2人世帯の場合は「水代」が安いものを、一人暮らしの場合は「レンタル代」や「メンテナンス費」が安いものを選ぼう

ウォーターサーバーは2人世帯の場合は「水代」が安いものを、一人暮らしの場合は「レンタル代」や「メンテナンス費」が安いものを選ぼう

RO水のウォーターサーバーの利用に月々かかる費用を計算してみます。
ボトル水はA・B社は12L入り、C社は11.4L入り、税込み価格です。

水代初回金レンタル代サポート料メンテナンス費メンテナンス頻度
A社1,512円0円0円1,100~3,300円/月0円2年に1度
B社1,590円0~4,400円0円460円/月0円1年に1度
C社2,235円 0~11,000円0~1,870円0円0~3,850円2~4年に1度

初回金やレンタル代、サポート料は、ウォーターサーバーが高機能であったりデザインの良いものは高くなり、定番タイプを選ぶと安くなります。RO水を選んでも、高いウォーターサーバーを選ぶと、天然水よりも月額料金が高くなる場合があります。

【選び方】
2人世帯の場合は、月40L程度の使用が目安です。本数で言うと3~4本。この場合は月額のサポート料がかかっても、水代が安いものを選ぶ方がお得です。
1人暮らしなど月24L、2本で足りる場合は、水代が高くても、月額のレンタル代やサポート料が安いものを選ぶ方がお得です。ただし、富士山の天然水も12L1,890円のものもあり、RO水と天然水の価格差は逆転する場合があります。

株式会社マーキュロップ 本部 商品管理 マネージャー 日高正男
「メンテナンス頻度も重要です。部品単位に分解して洗浄殺菌を行うメンテナンスは、衛生管理の面から大切です。早いサイクルで行うメーカーの方が、品質や安全を重視していると言えるでしょう」

まずは契約期間が短いものを選ぼう

ウォーターサーバーはまずは契約期間が短いものを選ぼう

ウォーターサーバーを導入しようとした時、契約期間が2年、3年、5年と長期にわたることを知って、考え直してしまったという方もいらっしゃるでしょうか。多くのメーカーで長期契約が採用され、契約期間が満たないうちに解約すると、20,000~30,000円の高額な違約金が発生してしまう仕組みは、始めづらい印象があります。
ただし、よく探すと契約期間が6か月、1年など短いメーカーがあるため、「まずは気軽に使ってみたい」という方は、契約期間の短いメーカーを選びましょう。契約期間の短いメーカーは、違約金も5,000円ほどと良心的であることが多いです。

健康のためならミネラルが含有されているものを選ぼう

ウォーターサーバーの水は健康のためならミネラルが含有されているものを選ぼう

健康維持のためには1日1.2Lの水分補給が必要と言われています。健康や美容のための水分補給には、ミネラルの全くない純水よりも、適度にミネラルを含む軟水の方がおすすめでしょう。

”ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。”

”ミネラルは、互いに吸収や働きに影響をあたえ合うことがあるため、バランスよく摂ることが求められます。”

出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト ミネラル

先ほどの図をもう一度掲載していますが、RO水には、ミネラルを添加しているメーカーもあります。赤ちゃんの粉ミルクには栄養成分が入っているため、ミネラルの無いRO水、ミネラルを添加しているRO水の軟水、天然水の軟水、どれでも使用できます。赤ちゃんがそのまま飲む白湯には、適度にミネラルを含むやさしい軟水で、加熱殺菌されている水を選ぶ方が、より自然かもしれません。

赤ちゃんのミルク作りにおすすめなのはRO水?天然水?

赤ちゃんにおすすめの水
・硬度60未満、できればもっと低い硬度30以下の軟水の天然水
・同じように、硬度30以下の軟水のRO水
・白湯にも使うなら、加熱殺菌済みがおすすめ

条件さえ満たしていればどちらの水でも安全と言えます。ただ、ウォーターサーバーはミルクに使う1年間、赤ちゃん用品として設置するものではなく、家族全員で使えるものです。ミネラル添加は人工甘味料とまでは言いませんが、やはり人口添加、天然のまま含まれる天然水とは味や水質が異なります。

株式会社マーキュロップ 富士河口湖工場 工場長 渡辺雅也
「赤ちゃんも大事ですが、2~5歳くらいの子どもは「サーバーから自分で水を飲める楽しさ」から水分補給の習慣がつきます。水は子どもの味覚を育てるベースになると言います。子どもも大人も「おいしい水、好きな水」を選ぶのが良いのではないでしょうか。」

関連ページ:子どもにおすすめなウォーターサーバーの選び方が気になる方はこちら

赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバーおすすめ人気ランキング

ここからはウォーターサーバーのおすすめを、人気ランキングでご紹介します。

【おすすめNo.1】妊婦さんもボトル交換が楽な「シタカラ」

妊婦さんにも!ボトルを持ち上げずに交換できる下置きタイプ
ここ数年ずっと人気No.1のシタカラをおすすめします。一番の特徴はボトル交換が楽なこと、そしてグッドデザイン賞受賞のおしゃれなデザインのため、インテリアにこだわる方にも選ばれています。水やお湯を出す操作パネルは高さ110cmの上部にあるため、小さな子どもの手が届かず安心です。

ウォーターサーバー sitakara[シタカラ]
ウォーターサーバー sitakara[シタカラ]設置例

ウォーターサーバー sitakara[シタカラ]

ボトル位置交換が楽なボトル下置き
カラーマットホワイト、マットブラック
サイズ幅約31cm 奥行約35cm 高さ約110cm
水の種類天然水(硬度24の軟水、加熱殺菌)
ボトル容量12L
温水温度標準:約81~93℃ エコモード:60~73℃ 再加熱:約91~97℃
冷水温度約4~9℃
チャイルドロック温水のみ標準装備
省エネ機能ECOモード、SLEEPモード(暗くなると自動でECOモードへ切り替え)
消費電力温水465W 冷水105W
清潔UV除菌、エアフィルター
料金4,880円(24Lの場合/月)
内訳:水代 3,780円(12L×2本の場合)
あんしんサポート料1,100円/月
メンテナンス 年1回を基準に無料で本体交換
最低注文数月2本
初期費用なし(エリアにより、保証金として5,000円をお預かりします)
最低契約期間6カ月
解約料違約金5,000円(6か月未満、累計12本以下のご購入の場合のみ)

【おすすめNo.2】子どもが操作しやすい「スリム」、冷水もチャイルドロック可能

迷ったら定番の「スリム」、冷水にもチャイルドロックが選択可能
ボディ幅約28cmのスリムなウォーターサーバーです。幼稚園くらいの子どもも、自分で操作しやすいレバー式蛇口です。子どもの成長にあわせて、水を出して遊んでしまうことが心配な時期は冷水にもチャイルドロックを取り付け、自分で飲めるようになったら外すことができます。停電時も常温の水が取水できるため、災害の備えとして水をストックしておきたい方にもおすすめです。

ウォーターサーバー slim[スリム]
ウォーターサーバー slim[スリム]設置例

ウォーターサーバー slim[スリム]

ボトル位置一般的なサーバー上部で交換
カラーホワイト、ブラック、モカブラウン
サイズ幅約31cm 奥行約31cm 高さ約99cm
水の種類天然水(硬度24の軟水、加熱殺菌)
ボトル容量12L
温水温度約83~93℃
冷水温度約4~9℃
チャイルドロック温水に標準装備(取り外し可・冷水に取り付け可)
省エネ機能なし(消費電力ひかえめモデル)
消費電力温水350W 冷水75W
清潔ダブル抗菌 HEPAフィルター
料金4,493円(24L/月)
内訳:水代 3,780円(12L×2本)あんしんサポート料713円/月
メンテナンス年1回を基準に無料で本体交換
最低注文数月2本
初期費用なし(エリアにより、保証金として5,000円をお預かりします)
最低契約期間6カ月

【おすすめNo.3】子どもの手の届かない場所なら「スリム卓上」

子どもの手の届かないところに設置したい方には「スリム卓上」
卓上タイプは、テーブルやカウンター、台の上に設置して使用します。高めの台を選ぶことで、赤ちゃんや子どもは完全に手が届かない場所にウォーターサーバーを設置できます。省エネ機能も充実しており、ボトル交換位置は上部ですが、停電時も取水可能なメリットがあります。

ウォーターサーバー slimS[スリム卓上]

ウォーターサーバー slimS[スリム卓上]

ボトル位置一般的なサーバー上部で交換
カラーホワイト、ブラック
サイズ幅約27cm 奥行約42cm 高さ約46cm
水の種類天然水(硬度24の軟水、加熱殺菌)
ボトル容量12L
温水温度標準:約80~90℃ エコモード:62~68℃
冷水温度約4~9℃
チャイルドロック温水に標準装備(取り外し可・冷水に取り付け可)
省エネ機能ECOモード、SLEEPモード(暗くなると自動でECOモードへ切り替え)
消費電力温水465W 冷水105W
清潔ダブル抗菌 HEPAフィルター
料金4,493円(24L/月)
内訳:水代 3,780円(12L×2本)あんしんサポート料713円/月
メンテナンス年1回を基準に無料で本体交換
最低注文数月2本
初期費用なし(エリアにより、保証金として5,000円をお預かりします)
最低契約期間6カ月
解約料違約金5,000円(6か月未満、累計12本以下のご購入の場合のみ)

ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

水の種類以外に注目したいのは「メンテナンス」
マーキュロップは「富士山の天然水」を注文不要の定期配送でお届けします。硬度24の軟水、加熱殺菌済みのため、赤ちゃんにも安心です。水の種類や衛生面を気にされる場合は「メンテナンス」の頻度と内容もチェックしましょう。

マーキュロップのメンテナンス
年に一度を基準にウォーターサーバー本体を交換、無料!
・そのタイミングで、ウォーターサーバーのタイプ変更も相談可能
・部品単位に分解し、専門のセンターで洗浄殺菌し消耗部品も交換
・廃棄する部品や資材もすべて再生原料としてリサイクルするため環境にやさしい

ウォーターサーバーの設置もメンテナンスも、スタッフが対応に伺うためお任せください。契約期間も短く、6か月から利用できます。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
マーキュロップについて詳しくはこちら

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