投稿日:2024.09.03 はじめてのウォーターサーバー選び
「水道水を飲む」ことについて、様々な意見があると思います。普通に毎日飲むという方から、飲まない、または、子どもに飲ませない、という方まで様々かと思います。ミネラルウォーターの歴史は日本で40年ほどあり、水道水を使用した浄水器は1960年代からあります。そのため現代には「水道水を飲んだことがない」という方もいることでしょう。水道水そのものや、水道水に対する意識には、地域差もあります。この記事では、水道水を飲むことについて、様々な疑問に答えられるよう、説明しています。
【目次】開く閉じる
水道水はそのまま飲んでも大丈夫?
水道水が危険だといわれる理由
日本の水道水の安全性
水道水をおいしく安全に飲む方法
水道水を煮沸する
浄水器を設置する
ウォーターサーバーならマーキュロップ
日本の水道水は飲用し続けても健康上問題がないよう、高い衛生基準を設定しており、そのまま飲んでも問題はありません。定期的に検査も実施されています。世界的に見ても、日本のように水道水をそのまま飲むことができる国は少ないと言われています。なお、安全性とは別のところで、感じ方によっては、臭いや味が気になるという方もいるかと思います。
また2024年の動きとしては、PFAS(有機フッ素化合物)が水道水から検出されたことで、環境省が調査を行っています。人体への影響について懸念点を調査し、新たな基準作りに取り組んでいく状況とされています。
参考:PFASに対する総合戦略検討専門家会議
全体的には安全と言われながらも、一部では水道水が危険と言われることがあるようです。その主な理由は、以下の通りです。
・塩素やトリハロメタン
水道水は、消毒のために塩素が含まれています。トリハロメタンは水道水の原水に含まれる有機物と塩素が反応してできる物質です。塩素を含む水道水をそのまま飲んでも、人体に影響はないとされていますが、できれば避けたいと考える人も多いのではないでしょうか。
・カルキ臭やカビ臭
塩素消毒による水道水のカルキ臭が気になる方もいるでしょう。また水道水の水源であるダムで藻類が発生したり、河川のにごりなどの影響でカビ臭が気になる場合があります。
・水道管や貯水槽
水道水が家庭に届くまでの水道管や貯水槽の管理の問題があります。
関連ページ:浄水器の必要性とは?水道水をおいしく飲むためのメリットやデメリットを解説
水道法第4条に基づき、51項目の水質基準が厚生労働省によって定められています。水道水を使用するにあたり、生活上に支障を生じる恐れのあるものについて、基準値が設定されています。そして検査が義務づけられています。その他に、27項目の水質管理目標設定項目というものがあり、こちらは現在まで水道水中では水質基準とする必要があるような濃度で検出されていませんが、今後、検出される可能性があるものなど、水質管理において留意する必要がある項目です。より高品質な水道水を供給するための目標値とされています。
水道水を10~15分ほど沸騰させると、残留塩素やトリハロメタンは蒸発するので除去することができます。ただし、お湯が沸いた直後に火を止めてしまうと、塩素はおおむね除去できますが、トリハロメタンは除去することができません。また、トリハロメタンは沸騰させることで2~3倍に増えてしまい、沸騰直後は特に濃度が高くなると言われています。そのため、少なくとも5分以上、できれば10~15分、しっかりと沸かし続けたほうがよいと言われています。お湯がぐらぐらとしてきたら鍋の蓋を開け、しばらく火にかけておきましょう。
また、煮沸を行い残留塩素を取り除いた水は、雑菌が繁殖しやすくなるため、できるだけ早く飲み切るようにしましょう。
浄水器はフィルター性能により、カルキ臭の原因物質である「遊離残留塩素」を除去したり、「トリハロメタン」「水道管のサビ」などの物質を除去したりする機能があります。浄水器には「ポット型」「蛇口直結型」や「ビルトイン型」など、さまざまなタイプがあり、フィルター性能も様々です。
性能を求めると浄水器の費用やフィルター交換の費用は高くなります。取り除きたい物質や使い勝手に合うタイプを選びましょう。ビルトイン型は工事が必要です。取り付け方法も確認して選ぶと良いでしょう。
「浄水」が飲みたい場合は浄水器で足りますが、ミネラルウォーターを飲みたい場合はウォーターサーバーもおすすめです。ペットボトルのように買いに行く手間もなく自宅に定期的に届き、いつでもすぐに冷水と温水を利用することができるのもメリットです。
・まろやかでおいしい富士山の天然水
マーキュロップの水は、本物の天然水です。硬度24の軟水のため、まろやかでやさしく、赤ちゃんにも安心です。モンドセレクションも10年連続金賞を受賞、おいしさもお墨付きです。
・年に一度の定期メンテナンスで衛生的
市販の浄水器は自分でフィルター交換を行う必要がありますが、マーキュロップのウォーターサーバーは、年に1度、本体を交換します。回収したウォーターサーバーは、部品単位に分解し洗浄殺菌して再製品化しているため、衛生的で環境にもやさしい仕組みです。
・サーバーの設置もお任せ、置き配も可能
マーキュロップは自社配送のため、ウォーターサーバーの設置や使い方の説明もスタッフがその場で対応します。はじめてウォーターサーバーを使う方も安心です。
この記事では、日本の水道水の安全性や、より安心して飲むための煮沸、浄水器の利用について、お伝えしました。日本の水道水は高い安全基準をクリアしており、そのまま飲んでも問題ないと言われています。ただし塩素やトリハロメタンなどの影響が気になる方には、浄水器の使用やミネラルウォーターの購入がおすすめです。また、ミネラルウォーターを手軽に楽しむために、ウォーターサーバーの利用もおすすめします。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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