更新日:2024.09.03 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバー選びにおいて、費用やサーバーのデザイン、大きさはとても重要なポイントですよね。でも……。「やっぱりおいしいお水が飲みたい!」という方も多いのではないでしょうか? そこでこの記事では、ウォーターサーバーを純粋に「水のおいしさ」で選ぶ際に覚えておきたいポイントをご紹介します。
【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーの水は大きく分けて2種類!
ウォーターサーバーのナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーターの違い
ウォーターサーバーの天然水以外の水の種類
ウォーターサーバーの水以外の選び方やチェックポイントは?
ボトルの種類で選ぶ
ボトルの設置位置で選ぶ
取水口の高さをチェックする
取水方法をチェックする
月額費用、トータルコストで選ぶ
デザインを重視する
付加機能で選ぶ
メンテナンスや保証、サポート体制で選ぶ
富士山の天然水だったら、味はどこも同じ……?
おいしさを決めるのは「ミネラルのバランス」と「硬度」
おいしい天然水のウォーターサーバーならマーキュロップ
「ウォーターサーバーの導入を考えているけれど、そもそもどんな水が使われているの?」、「天然水とミネラルウォーターってどう違うの?」と思っている方もいるかもしれません。ウォーターサーバーに使用されている水は、「天然水」と「天然水以外の水」に大別できます。
天然水とは、「特定の水源から採水した、地下水を原水とする水」のことです。「特定の水源」には、崖の下や丘の谷間から自然に湧き出る「湧水」や、地上から遠い位置にある「深井戸水」、水温25度以上で自噴する「温泉水」などがあります。
ウォーターサーバーで宅配されている天然水は、主に「深井戸水」です。固い地層の下から汲み上げるため、地上の環境の影響を受けず、安定した水質の水を得ることができます。
さらに、「天然水」には「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」の二つのタイプがあり、それぞれ次のような違いがあります。
品名 | 分類 | ミネラル | 処理方法 |
---|---|---|---|
ナチュラルウォーター | 天然水 | ミネラル分はあまり溶け込んでいません | ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の処理はしていません |
ナチュラルミネラルウォーター | 天然水 | 地下で自然に溶け込んだミネラルが含まれています | ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の処理はしていません |
ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターの違いは「ミネラル」です。ミネラルは炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミンと並ぶ5大栄養素の一つで、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどがあります。ナチュラルウォーターのうち、地下でミネラルが自然に溶け込んだ天然水を「ナチュラルミネラルウォーター」と呼んでいるのです。
ちなみに、ペットボトルでおなじみの「サントリー 南アルプスの天然水」や「いろはす」、海外の「エビアン」「クリスタルガイザー」など、一般的に市販されている水も、ナチュラルミネラルウォーターです。
○ミネラルウォーター
地中でミネラルが溶け込んだ地下水。ろ過・沈殿・加熱殺菌のほかに、オゾン殺菌や紫外線菌、人工的なミネラルの調整などが行われているため、「天然水」には分類されません。
○RO水
水道水などの原水をRO膜という特殊なフィルターでろ過した水です。「純水」「ピュアウォーター」などと呼ばれることもあります。ミネラルを人工的に添加したタイプや、ミネラルを添加していないタイプなどがあります。
このほか、近年は水道と直結して浄水する「浄水型ウォーターサーバー」もあります。
関連ページ:ウォーターサーバーに水道水を入れてもよい?浄水型ウォーターサーバーのおすすめも紹介
意外に思われるかもしれませんが、ウォーターサーバーの水の約6割が天然水ではないといわれています。「天然のおいしい水が飲みたい」「水のおいしさを重視してウォーターサーバーを選びたい」という方には、ナチュラルミネラルウォーターに分類される天然水がおすすめです。 ちなみに、マーキュロップの「富士山の天然水」は、地下で自然にミネラルが溶け込んだ「ナチュラルミネラルウォーター」です。新鮮な天然水を深井戸から採水し、工場のクリーンルーム内で自動充てん。自然本来のやさしいおいしさを味わっていただけます!
ウォーターサーバーを選ぶ時に、水以外にはどのような点で比較するとよいでしょうか。チェックポイントを説明します。
ウォーターサーバーには、ボトルの方式が2種類あります。1回で使い捨てるタイプの「ワンウェイ方式」と、再利用可能な「リターナブル方式」です。
ワンウェイ方式は、宅配便の委託配送で毎回段ボールで届き、水がなくなったら各家庭でボトルをつぶして処分するタイプです。空ボトルや段ボールなどの廃棄に手間がかかるものの、時間帯指定ができる点がメリットと言えます。
リターナブル方式は、水が空になったら、次の配達時にスタッフが回収するためゴミが出ません。回収したボトルは検品や検査の上、合格したボトルだけが工場で洗浄殺菌して充填されます。繰り返し使用できるため環境にやさしいこと、またスタッフが配送しているため置き配ができる点がメリットです。
ウォーターサーバーには、ウォーターボトルを上にセットする「上置きタイプ」、下にセットする「下置きタイプ」の2種類があります。上置きタイプは従来からあるウォーターサーバーで、レバー操作で水が出ます。取水に電気を使わないため、万が一の停電時も常温の水が使える仕様のものが多いです。下置きタイプは比較的新しいタイプで、ボトルを持ち上げずにラクに交換ができるというものです。ボトルが見えないため、インテリアに馴染みやすいデザイン性でも選ばれています。下置きタイプは、重い水を持ち上げたくない方、デザインにこだわりたい方におすすめです。
ウォーターサーバーの縦横奥行き、高さのサイズ感は重視する方が多いですが、水が出る取水口の高さについてはどうでしょうか?この取水口の高さが理想から大きくずれると、水を出すときに意外と腰をかがめることになってしまったり、料理や炊飯のために水を入れる時に使いづらいなど、小さなストレスとなる可能性があります。一般的にウォーターサーバーは取水口の高さがベストな使いやすい高さよりも、低くなりがちです。これは、ボトル交換時の高さが高くなりすぎないようにすることと、ボトルの下に温水タンクを配置する構造の兼ね合いで、取水口を高くしにくい事情があります。背の高い方や、腰をかがめたくない方は取水口の高さが床から80cm以上を選ぶことをおすすめします。
マーキュロップのシタカラは、取水口の高さが83cm、スリムは73cmです。
ウォーターサーバーから水を出す時の操作方法は、大きくわけてレバー式と、ボタン式の2種類があります。レバー式は、例えるなら水道水のレバーのように、上げ下げすることで水を出す・止めるの操作ができます。ボタン式は、ピッとボタンを押すことで、様々な操作ができます。多くはボタンを押している間に水が出て、離すと止まります。どちらがよいかは好みによりますが、お子様や、家族以外の複数の方が使うような場面では、レバー式が操作に迷わず便利と言えます。ボタン式は、チャイルドロック解除のため特定のボタンを長押しするなど、操作を少し覚える必要があります。デザイン面ではボタン式の方がスマートと言えます。
月額費用や、使い始めから使い終わりまでのトータルコストも確認しておくと良いでしょう。月額費用は使用する水の料金と、あんしんサポート料やレンタル料などの料金で決まります。月に何本使用するか、目安を2本とするか、4本とするかで水の料金は変わるのでおおよそ何本使うか考えておくと良いでしょう。マーキュロップのお客様の平均は、家庭で月に4本です。ご家族構成や飲む量、コーヒーやお茶に使うか、料理に使うかなどによって変わります。
使い始めに登録手数料や保証金などの料金がかかる場合があります。また解約時に、場合によっては数万円の違約金がかかる場合があるため、「契約期間」と「違約金」は事前にチェックしておきましょう。
多くのウォーターサーバーの会社には、注文ノルマとして月に2本など最低利用本数が決められています。これは、ボトルを開封後、おいしさと衛生の観点からお早めにお飲みいただくためです。マーキュロップの場合は、目安として開封後は2週間程度で飲み切ることを推奨しているため、月に2本が最低利用本数となります。
他に、利用量が少ない場合にレンタル料が高くなったり、事務手数料がかかるメーカーもあります。
解約時にかかる料金は特に注意が必要です。違約金、解約金、退会手数料、サーバー返送事務手数料など、名称は様々です。何年の利用で、いくらの違約金類がかかるか、契約前に確認しましょう。
マーキュロップは、契約期間は6か月、違約金は5,000円と始めやすい設定です。
デザインを重視してウォーターサーバーを選ぶ方も一定数いるのではないでしょうか。スリムなデザインを求める方、ボトルが見えないウォーターサーバーらしくないデザインがよい、家電と揃えてブラックにこだわりたいなど、好みのデザインは様々かと思います。デザイナーコラボの商品や、グッドデザイン賞受賞のものなど、デザイン性にこだわった商品の中から選ぶのもよいでしょう。ただ、ウォーターサーバーの導入理由が、ミネラルウォーターが好きで、水の味にもこだわりたいという場合は、水の種類なども確認することをおすすめします。やはり浄水と天然水では全く味が異なります。
ウォーターサーバーの一般的な機能は、冷水と温水です。温水の機能があることで、お茶やコーヒー、粉末のコーンスープなどに便利に使うことができます。これに加えて、省エネ運転をするエコ機能や、カップ麺など熱いお湯に対応する再加熱機能など、いくつかの機能があります。使いたいイメージがある方や節電したい方は、このような機能で選ぶ方法もあります。
ウォーターサーバーは一度導入したら長く使うことになるため、メンテナンスや保証、サポート体制も無視できません。衛生的に利用するために、メーカーによるメンテナンスが受けられるとよいでしょう。マーキュロップでは1年使用したウォーターサーバーは回収し、部品単位に分解して洗浄殺菌し、部品交換後に再製品化しています。新品同様の衛生状態で使用できます。また次回メンテナンスを受けるまでの1年間は品質が保証されるため、万が一不具合があっても無料で点検・交換などの対応をしています。営業所から対応可能なエリアで展開する、自社配送ならではのサポート体制です。
ウォーターサーバーを選ぶとき、天然水の産地が気になる方もいるかもしれません。国内の天然水の産地としてとくに有名なのが、
○富士山
○南アルプス
○阿蘇
の三つです。
なかでも、富士山の天然水を使ったウォーターサーバーは種類が多く、「富士山で採水した天然水だったらどこも同じでしょ」と思う方もいるかもしれません。でも、それは違います。同じ富士山の天然水であっても、採水地が異なれば味も品質も変わってきます。
たとえば、マーキュロップの「富士山の天然水」の採水地は、富士北麓に位置する山梨県富士河口湖町、富士箱根伊豆国立公園内にあります。ここは、「富士山景観形成地域」にも指定されているとくに規制の厳しいエリア。鎌倉または室町時代から江戸時代後期にかけて登山道として使われていた道が林道として残るだけの、まさに“富士山の森”ともいうべき光景が広がっています。
そんな富士山の森のなか、水源は標高1,030mの高さにあります。標高1,030mは、富士山麓で業界No.1の高さなんです。
ウォーターサーバーを水のおいしさで選ぶ際、覚えておきたいのが「ミネラルのバランス」と「硬度」です。ミネラルにはカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどがあり、これらのバランスや含有量によって味が変わってきます。たとえば、マグネシウムは少量含まれると甘く感じますが、多いと苦く感じる、カルシウムは適量であれば甘みを感じますが、多いと重たく感じる、という具合です。
ただ、ミネラルとその含有量を見て、味をイメージするのはなかなか難しいもの。そこで参考にしたいのが「硬度」です。硬度とは、1リットル中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表した数値のこと。日本では一般的に100mg以下を軟水、301mg以上を硬水と呼び、101~300mg以下のものをとくに中軟水と呼びます。 軟水は、やわらかく飲みやすいのが特徴で、日本の水のほとんどは軟水あるいは中軟水です。一方、硬水は飲み応えがあり、欧米の水は硬水が多くなります。
マーキュロップの「富士山の天然水」は硬度24の軟水です。口当たりがやわらかく、まろやかで、ほんのりやさしい甘みが感じられます。お客様に「富士山の天然水」をご利用いただいている理由を尋ねたところ、回答でダントツに多かったのが「おいしいから」でした。
「水の味にはあまりこだわりがなかったのですが、マーキュロップにしてから、本当においしく驚いています」
「マーキュロップの『富士山の天然水』を飲むようになり、お水がこんなにおいしいものだと初めて知りました」
などのうれしい感想も寄せられています。 また、マーキュロップの「富士山の天然水」は世界でも高く評価されています。「世界食品オリンピック」「食品のノーベル賞」とも呼ばれるモンドセレクションでは、10年連続で金賞を受賞。世界的な美食のプロが味を評価する「ITI」の優秀味覚賞においても、最高ランクの三ツ星を10年連続で獲得しています。
「ウォーターサーバーを導入するのなら、やっぱりおいしい水を飲みたい!」という方は、ぜひ、マーキュロップの「富士山の天然水」をお選びください。きっとご満足いただけるはずです。
この記事では、ウォーターサーバーの選び方を総合的に説明しました。まずは天然水、ナチュラルミネラルウォーター、RO水、浄水など、水の種類を把握し、選ぶことがおすすめです。水以外に、ウォーターサーバー本体で選ぶ時は、ボトルの交換位置、取水方法、デザインなども比較するとよいでしょう。また、料金設定やサポート内容にも違いがあるので、違約金までを含めた料金と、定期メンテナンスを含めたサポート内容を確認しましょう。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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